伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

労災病院の移転に関して説明、保健委員会総会で祝辞、自宅近くのキジ

2017年05月19日 | 市政
 しんぶん赤旗の配達をした今日、午後は、いわき市から、福島労災病院の移転に関して説明がありました。

 これまでに新聞報道もありましたが、いわき市中央台にいわき明星大学が所有する土地に移転するという内容です。

 その土地は、いわき明星大学がいわき市に開学するにあたって、いわき市が土地の造成を行って無償譲渡した土地でした。その際に、土地は大学として活用する条件が付けられていました。このため、今回、労災病院を移転するにあたっては、関係する用地をいったんいわき市に戻した後、いわき市と労災病院を運営する独立行政法人・労働者健康安全機構との間で、現在の福島労災病院用地と等価交換を行う契約を締結することで合意したといいます。

 詳細にわたっては今後詰められていくといいますが、今回の契約に向けて、今後、いわき市、いわき明星大学、労働者安全機構が、現在、労災病院がある内郷地区の住民に対して説明会を開催することにしているといいます。

 夕方には、遠野地区保健委員会の総会が遠野支所の会議室で開かれ、出席し、祝辞をしました。



祝辞

 総会の開催おめでとございます。

 こんな話を聞きました。

 いわき市では学校給食と保育所の給食を提供する際には、食材の放射線量の検査をして提供しています。食品の摂取基準は放射性セシウムで100bqですが、より安心感を持ってもらうために、給食では20bqの基準値を設け、これ以下が確認された場合に、学校給食に提供することにします。

 ある時に、食材からセシウム137が6.27bq検出され、記入された産地にしてはおかしいという指摘があり、再確認したところ、産地に誤りがあったということでした。

 この時、この食材は、独自の基準以内だったのですが、提供しないことにしたといいます。保護者の不安を考慮してのことだったといいます。

 原発事故があって、いわき市は安心・安全で暮らすという意味から考えれば、ゼロからの出発どころかマイナスからの出発でした。事故から6年2ヶ月が過ぎて、ゼロに近づきつつあると思っていたのですが、やはりまだまだ不安を持っているということが、今回の事態で示されていると思います。

 そういう大変な状況がある中で、保健委員のみなさんが、行政と住民をつなぎながら、住民の健康と安心して暮らすことができる環境作りにご尽力されてきたことに感謝を申し上げたいと思います。

 今後とも、みなさんが健康に留意されながら、ご活躍いただくことを心からお願いしまして、本日のお祝いとさせていただきます。

 本日は、まことにおめでとうございます。



 そんなあいさつをして自宅に戻ったときにふと気がつきました。

 サツキがきれいに咲いているのです。



 おまけにキジも自宅近くでけたたましい鳴き声を上げました。

 近づいてみると、メスのキジ、そしてオスのキジがそろそろと遠ざかっていくのです。





 自宅のそばには、このキジ、そしてコジュケイが出没しています。今年の特徴ですね。コジュケイは初めてじゃないでしょうか。 


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