伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

紙漉き

2022年04月19日 | 遠野町・地域
 和紙漉きは前回で終える予定だったが、確保すべき枚数に不足するため、本日の作業となった。
 といっても私の場合は、ほぼ練習のようなもので、たしか、10数回漉いてみて、3枚ほどしか形にならなかった。丈夫な紙を漉くためには、和紙の材料となるコウゾの繊維をしっかり絡ませることが大切だと考え、簀桁(すげた)に汲んだ紙料(水にコウゾの繊維を混ぜ込みトロロアオイの根から採った粘性のネリを加えた物)を大きく揺すろうと思うのだが、乱暴に揺する結果になっているようで、簀桁上の和紙にシワがよってしまうのだ。

 漉きはじめの数回はうまくいくのだが、以降、壁にぶち当たる。数回で疲れが出てしまうのかもしれない。その結果、余計に力が入って乱暴な揺すりになってしまうのかな・・。

 紙料を使い切り、午前中で作業を終えた。協力隊員を主にして30枚程度を漉いたようだ。

 学舎からの帰り道に見かけたのがニリンソウ。昨年も同じ場所で見かけている。4月14日のブログに写真を掲載したキケマンの咲いていた近くにある。
2022年4月14日=ニホンタンポポとケマン


 あちこちで見かけるが、ヤマブキも黄金色の花を咲かせている。満開だ。



 遠野和紙のボランティアは、来週から新年度の活動を始める。コウゾ畑の草刈りだ。
 エンジン草刈り機の調子を確かめておかなければ・・。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
花と色の名前 (Unknown)
2022-04-25 17:06:51
若い子(20代前半)に、山吹の花を指さして、
「これ何の花?」と聞くと、「なんだろう。わからない」と答えるものの、
「この花何色?」と聞くと「やまぶきいろ」と答え、
「じゃあ、山吹の花?」と答えが返ってくる。
1週間前くらいのエピソードでした。
返信する
山に遊ばないから・・ (伊藤浩之)
2022-04-25 20:50:52
なるほど、そういうものなんでしょうね。

実際の問題として考えると、いなかみちを散歩する私でさえ、いつもの散歩道にヤマブキはなく、以前は、時期になると竜神峡あたりに見に行っていました。

写真のヤマブキは、遠野町大平で撮ったもので、花を楽しもうとすれば、花があるところに出かける必要があります。

田舎でさえそうですから、山で遊ぶことがなかった若い人たちは、現物を見てもわからないということが、大いにありそうと理解しました。

若い人たちに、田舎にでかけて、その田舎そのものを楽しんでほしいですね。
返信する

コメントを投稿