伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

日本共産党後援会まつりを楽しみました

2015年05月17日 | 日本共産党
 衆院福島5区の日本共産党後援会が平中央公園で後援会まつりを開き参加しました。



 公園の一画に設けられた会場には模擬店やフリマーケットが出店し、トラックを利用した舞台では、今秋の県議会議員選挙で改選を迎える長谷部淳、宮川えみ子両県議が紹介された他、ギター演奏や演歌などが披露されました。

 また舞台には紙智子参議議員議員があいさつに立ち、これからたたかわれる地方選挙の意義にふれながら、「日本共産党の勝利に力を貸してください。まだ入党されていない方は入党していただいていっしょに世直しをしましょう」と訴えかけました。

 紙議員は、今度の選挙は暮らしがきびしくなる中で暮らしを守る選挙になると一つ目の意義を語った後、二つ目に安倍政権の暴走を許さない選挙になると3つの問題を語りました。



 一つは、戦争(安保)法案と改憲を許さないということ。
 安倍首相は、歴代の自民党政権の中でも改憲ができないできたことから、まず憲法解釈を変えて集団的自衛権行使に踏み出した後、憲法そのものを変える明文改憲を狙っていると告発し、保守でも革新でも、憲法改悪に反対する人々の共同を広げていくことを訴えました。

 二つ目に沖縄での辺野古沖への米軍基地移転の問題。同日に沖縄では、基地の押し付けに絶対屈しないと県民集会をしていると紹介しながら、この反対運動に宮崎駿さんが連帯するなど輪が広がっているとして、原発と同じく基地建設の押し付けは許さない運動を広げることを呼びかけました。

 そして三つ目は原発の問題。原発事故で津波犠牲者への救援の手が届かなかったことを悔やむ浪江町長の言葉を紹介しながら、汚染水対策と原発の廃炉こそ必要な時になぜ再稼働を言い出さなければならないのかと批判。再稼働許さず、原発廃炉を福島から発信していこうと呼びかけました。

 そして四つ目にTPP(環太平洋経済連携協定)の問題。5品目で聖域を守れなければ撤退するという決議をしているのに、水面下で妥協を重ね、最後の米も輸入枠を拡大する方向で調整が進むなど守れる状況にないとして、国会決議通りにTPP交渉撤退が必要だと指摘しました。

 その上で、交渉内容の情報公開がアメリカでは連邦議会の議員に対し行われているのに日本では行われていないとして、まともな政治に変えるために力を合わることを訴えました。



 前日の雨模様から一転好天に恵まれた会場では、この訴えに聞き入り、また文化行事を楽しむ参加者がたくさん。明日からがんばろうの雰囲気に満ちていました。
 


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