伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ひんぱんに飛ぶヤマセミに出会う

2023年04月17日 | 
 今朝散歩をしていると、木立の向こうから「ツェッ、ツェッ」と声が聞こえた。「ケッ、ケッ」と聞こえるかもしれない。
「あれっ?」
瞬間、ヤマセミの名が脳裏に浮かび、空を見上げた。
飛んでいく、飛んでいく。
頭上を過ぎて南から北に向かって遠ざかっていき、梢の陰に隠れていった。




 写真は先週金曜日に、飛んでいるヤマセミに向けてとにかくシャッターを切ったもの。今日もそうだったが、高度はわずか20数mと思う。
ヤマセミはとにかく矢のように飛んでいく。
羽ばたく回数は少ないのだが、まっすぐに飛び、あっという間に空を横切る。写真に捉えることができたのは、幸運としか言いようがない。

 どうしてこんなところを飛んでいるのか。気にかかるところではある。
この時期はたぶん繁殖期。2羽のヤマセミが飛ぶ姿を見ることもある。
よく見かける場所には、魚や、これからの季節にはウシガエルの大きなオタマジャクシが発生する。比較的餌を確保しやすそうだ。
また、ヤマセミは土の壁の穴に営巣すると聞いた。
自宅近くの砂質の崖から飛び立つヤマセミを見たこともあった。
とすると、川からは離れてはいるもののこの付近に営巣地を持っているカワセミなのかもしれない。

 明日も見かけることができるといいのだが。

 さて沿道にはヤマセミばかりはない。
4ヶ所ばかりでウグイスの声を聞く。



 この鳥はよく道路脇のヤナギの灌木を渡りながら餌をついばんでいる。




 そこにはシジュウカラやメジロもやってくる。




 写真のメジロは、たぶんハンノキで撮ったものだが、見かける時はだいたい2羽がいっしょに行動している。

 里で冬に見る鳥は、そろそろ別の場所に移動する時期だ。

アオジ


シロハラ


ツグミ


 アオジの姿はまだ見るが、シロハラやツグミは姿を見なくなった。
もう夏を過ごすところに帰っていったのかもしれない。
ヒョッ、ヒョッ、ヒョッヒョヒョヒョヒョヒョ
近年、毎年今頃の季節に声を聞くようになったヒクイナは、すでに今年も声を聞いた。今日も鳴いていた。
オオルリやキビタキ・・他の夏鳥はやってきているのだろうか。


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