伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

オドリコソウ満開。キンランも見つけた。

2019年05月12日 | 
 オドリコソウは咲いているだろうか。いつものコースとの分かれ道、花が気にかかっていつもと違う方向に歩き出すと、散歩の愛犬が喜んで、グッとリードを強く引いた。

 沿道のにおいを確かめる時も、ずいぶん歩いていないためなのか、丹念に時間をかけようとする。

 車通りの多い道だが、脇の林からはキビタキのさえずりが美しく響く。残念ながら姿は見えなかった。

 道沿いのオドリコソウを見ると、まだ葉っぱだけ。シソ科だけあって、アオジソの葉っぱと同じ形をしている。

 まだ早かったかな。そんなことを思いながら、かつて知ったる場所に行ってみると、咲いていた。ほぼ満開の見事な群生が見えた。




 ああ。今年はこんなにたくさんの花を見られた。昨年は花株が少なく、さみしい感じだった。勢いを取り戻したようだ。






 近所のおばあさんが、近くでフキを摘んでいた。見事なフキを20本程持っている。「少し持って行くかい」という。その時点では私が誰か分からないのに、本当に人が良い。「自分の家の裏にいっぱいある」と礼をいう。自宅を教えると、「あそこならなんぼでもあるだろうね」という。


 この花の発見も喜び。



 キンランだ。黄色いから「金」、白ければ「ギンラン」となる。

 清楚な雰囲気がいい。



 少し早く見つければ、枯れ色は見えなかったと思う。




 昨年、ギンランを久しぶりに見つけた。翌日、再び見ようとすると、根っこごと堀りとられていた。とてもがっかりするとともに、憤りも覚えた。

 楽しみたいのは掘っていった人だけではない。咲いている花はそのままにおいてほしい。

 さて、ヤマフジが満開になり、そして少しずつ散り始めた。





 アオダモとヤマフジ。



 ここのヤマフジは見事。



 機に絡みついたフジが、この写真の横にもずっと広がっている。


 この景色を見る手前で、不思議な色のヤマツツジを見た。



 明らかにショッキングピンクだ。他にこんな色のヤマツツジはない。

 普通はこんな色だ。



 何でこんな色になったんだろう。園芸種と交雑したのだろうか。


 この花の名前はアマドコロだろうと思っていた。





 花の付き方が似ている感じがして、エイ、ヤッの思いで、アマドコロと決めていたのだ。

 この度、本当の名称が分かった。ヒメイズイという。背丈が10~15cmという特徴もぴったりだ。

 ヒメイズイは「姫委ずい」と書く。この名にあるイズイとは、漢名でアマドコロ(甘野老)の意味なのだそうだ。イズイより小さいイズイが名前の由来らしい。


 コバネウツギは満開だ。






 ハルジオンが満開を迎えている。




 タンポポは綿毛を飛ばしている。




 アヤメが咲いた。




 自宅のブルーベリーの花も。





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