伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

黄砂とJアラート

2023年04月13日 | 四季
 Jアラートの画面はちょっと気味が悪い。その画面を背景にしながらアナウンサーは、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射し北海道及びその周辺に落下する危険性があるという政府の発表を繰返した。

 少し前に、北朝鮮が発射したミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)に落下すると思われる場面が映像にとらえられ、報道された。暗闇の中に落下する光る物体は、どこか不気味さを醸し出していた。ニュアンスからすれば北海道の地区値にもで落ちる危険性があるようだ。と考えるとこの先どうなるのかという懸念、一方ではもう落ちたんじゃないのという疑いも浮かんでくる。

 テレビは落下の危険性と非難の呼びかけ、注意点が繰り返し繰り返しアナウンスされた。20数分後だろうか、アナウンスは北海道周辺に落下する危険性はないと政府が公表していることを伝えた。結局、最初のJアラートは間違いだったようだ。原因は何だったんだろう。

 危険性からの回避を呼びかけるものだから、自然災害と同じく、事前の呼びかけが大切。それは良く分かる。一方でJアラートの発信の後に何もなかった(方が良いのだが)が繰返されると、慣れっこになって、肝心の回避行動がとられなくなるかもしれない。ここは難しい問題だなと思う。

 さて、朝洗濯物を外干しにしたが、昼過ぎ出かけようとすると山が霞んで見えた。これは間違いなく黄砂が飛来した結果。洗濯物は部屋干しに変えて出かけた。その途上見る山々はとにかく、離れる程に霞みが濃くなっていく。

 いろいろなところでその様子を写真に撮った。

 分け合って医療センターの病棟を訪ねた。エレベーターホールの談話室から見た霞みの風景。水石山は墨絵の風景のようだ。



 遠野町深山口。



 自宅の周りから入遠野方面を見た。




 普段はこんな感じ。といってもこの時も黄砂か、花粉の影響があったかもしれない。



 スギとヒノキの花粉に反応する私だが、黄砂にはさほど反応しないようだ。ただ朝愛犬の散歩をしているとクシャミが出てしまうことがある。周辺の木や林、山にクシャミが反響して、かなり派手な場面となる。ほぼ人はいないところだが、それでもちょっと恥ずかしい。


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