体育科募集停止は体罰責任の子どもへの押し付けでは

　夜9時のNHKニュースが、首都圏の雪で死者1人、けが人が1500余人と伝えていました。首都圏ほどの雪ではなかったものの、遠野でも昨日の雪が凍りついており、犬の散歩はすべって転ばないように、ソロリソロリと歩いていました。

　しかし、犬は4本の足ですので、少なくとも滑って転ぶことはない（たまに滑ってはいたようですが、すってんころりんとはならないのです）。しつけが悪く、グイグイ引かれますので、こちらがバランスを崩して転倒する危険があったので、それこそ犬をなだめすかしながらの散歩でした。何とか、しっかりとしつけをして、安心して散歩できるようにしたいものです。

　このブログを書いている中で、大阪市立桜宮高校の体罰が原因の生徒死亡事件をめぐって、橋下・大阪市長が「体育科の募集を中止すべき」と発言したことを、ニュースが伝えました。アナウンサーは、同校をめざした中学生たちにとまどいが広がっているとコメントしました。

　募集の中止は、教師の体罰の責任を子どもたちに押し付けることにつながらないか。そうした観点からこの問題を考える必要があると思います。橋下市長の発言のように、募集を中止するなら、教師の体罰の責任を生徒に押し付けることになるのでしょう。なぜこういう問題が発生しているのか、教育のあり方からしっかり考えていくことが必要なのではないでしょうか。