伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

県議選告示、候補者カーの遊説に終日

2015年11月05日 | 選挙
 県議選がいよいよ告示。1日中、候補者カーで宮川えみ子候補と行動していました。

 午前9時20分、遊説の出発にあたり出陣式。いつものように司会をつとめて30分。選対本部長の溝口民子市議、応援に来てくれた徳島県義の山田豊さん、井上哲士参議院議員の訴えと激励を受け、宮川えみ子候補が支持を訴えて出発しました。



 今回の選挙で問われるのは3つ。

 1つは、安倍政権の暴走政治にきっぱりと審判を下すこと。安保法案の採決強行、公約保護のTPP交渉大筋妥結、沖縄での米軍基地移転工事の着工――国民・住民の声を踏みつけ暴走する安倍政権を継続させるのかどうか、福島からきっぱり審判を下すこと。

 岩手県議選での日本共産党の議席増に続き、宮城県議選では4議席から8議席に議席を倍加させ、TPPの大筋合意や安保(戦争)法制に「ノー」の審判を下しています。福島からも批判の結論を安倍政権に突きつけたい。

 2つ目に、アベノミクスで国民生活が痛めつけられる中で、暮らしと子育てを支える県政をつくるということ。国保税などの引き下げに県として取り組み、子育てを支える学校給食費の無料化など独自に県施策をとる。県民の暮らしを支える県政を作っていくということ。

 3つ目に、県内原発ゼロを達成するためにも原発ノーの審判を下すということ。東電福島第一原子力発電所の6基の原子炉は廃炉にする政治的な意思表明はされているものの、第二原発の4基はいまだに廃炉とされていない。ということは再稼働の対象にもなりうるということになります。県民の一致する願い廃炉を実現するため原発はいらないの審判を重ねて下す。

 ここにあると思います。

 遊説は途中途中、暖かい応援をいただきながらすすみましたが、午前中は放送機材のトラブルが発生。途中で音声が途切れたりして、うまく音を出せいない。何でだろう、と考えうる対応をしながらすすみましたが、そこが機械に素人の考えの浅さ。昼の休憩時間に、車体の振動の発生時などで突然音声が切れやがて自然に機能が回復する状態を伝え専門家の方にアドバイスを受けると、有線マイクが問題だというのです。

 確かに一本の有線マイクが接続してありますが、何でこれが問題なのか分からない。スイッチを切っていても問題なのかなど、たたみかけて聴くうちに「有線」ではなく「優先」だということが分かった。

 すべてのマイクに優先的に機能するラインが設けられており、ここに大きな音声などが入ると一時的に他のマイクの機能がダウンし、数秒で回復するのだという。それが1番の有線マイクの接続端子に設けられているようで、2番の接続端子につないでおくと何の問題も発生しない。昼休憩もそこそこにスタッフでテスト遊説にでかけ確認すると、確かに問題はおきない。

 おかげ様で午後の遊説はスムーズにすすみました。

 ある場所で散歩中の方に、法定2号ビラを渡すと、「共産党は反対というが、日本を守ることは必要だろう。何で反対というのか分からない」といいながら歩いて行く。

 「アメリカといっしょに作戦することの方が、攻められる危険性を増大させるのでは」と答えましたが、少し角度が違ったのかも知れない。

 「攻められた時に日本を守るため、自衛隊があるんでしょ」――この答えの方が適正な気がする。安倍首相は国際情勢が変わったから、自衛隊の海外派兵(記憶では国会で派兵と発言したことがあったと思うのだが・・)が必要だと繰り返しましたが、その必要な国際情勢の変化を答えることはできなくなっていました。

 政府の、“日本を守るために自衛隊の海外派兵が必要”論は根拠がないのなら、これまで通り自衛隊は国内にいて、攻め込まれることがあれば日本防衛のために反撃する専守防衛に徹していれば良いのです。

 おそらくこれが正しい答えだと思います。反省をこめて記憶にとどめておきたい。

 今度の選挙で日本共産党は、宮川候補は地元の勿来をはじめ常磐、泉、遠野、田人、小名浜地区のうち住吉・玉川・鹿島を活動地域にして、みなさんに支持をお願いし、平、内郷など残りの地域は吉田えいさく候補の活動地域として支持をお願いしています。どうぞよろしくお願いします。

 1日を終え、帰宅途上コンビニで買い物をすると、こんな割り箸を渡されました。



 割り箸も呼びかける通り大切な選挙。選挙に行こう。

 さて明日も遠野地区の遊説には合流し、残りの時間はしんぶん赤旗の配達。市民のみなさんには14日までの選挙期間、お騒がせしますが、とうぞよろしくお願いします。
 


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