伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

学習発表会・子ども達の発表にただただ感動しました

2014年11月02日 | 学校教育
今日2日、後援会のみなさんと東京・夢の島で 開かれている赤旗まつりに参加するために東京に向かいます。車中を利用して、ただただ感動を覚えた学習発表会の感想を書いておきたいと思います。

昨日ご招待をいただいたのは上遠野小学校と入遠野小学校の学習発表会。どちらも発表のうち半分だけ拝見させていただきました。

上小では、休憩入りまでの1年生、2年生、5年生の発表を拝見しました。1年生は「おむすびころりん」を元気に演じ、最後に披露したダンスははじけ飛びそうなくらいに跳びはねて踊りました。2年生は「寿限無」。落語をテーマにしながら、寿限無寿限無五光の擦り切れ・・とありがたい言葉をつなげた長い名前を、くり返し、しかも早口でも披露。



両学年とも演技もセリフもしっかり覚えてよどみなく披露していることに感心しました。群読が入る画面では、〝次は君〟と隣の子がつついて援助する姿も見え、助け合って作り上げようとしていることが、よく伝わりました。

5年生は組体操で「扇」を美しく表現、迫力ある4段のタワーも素晴らしかったです。



上小が休憩に入ったことから入小に移動、同小は休憩が終わり後半が始まろうとするところで、3年生と4年生の合唱と合奏、6年生の劇「よだかの星」、そして全校生による合唱を拝見しました。

3・4年生は「夢」がテーマにだということでした。方部音楽祭で披露した演目の再演だと言いますが合唱の響もきれいで、合奏ではバランスのとれた演奏を聴かせてくれました。



演技の中には、一人ひとりの子どもが将来の夢を語る場面があり、野球やサッカー、テニスのプロ選手、卓球や水泳の選手でオリンピックをめざす、ピアノの先生、ケーキ屋さんドーナツ屋さん、警察官、宇宙飛行士などが並ぶのですが、自衛官という男子児童もいました。その理由は「災害救助でみんなを助けたい」という思い。この子ども達の夢が、集団的自衛権の行使で戦場に送り込まれることで壊されないようにしなければならないなぁーと思いながら聞いていました。

6年生の「よだかの星」。宮沢賢治の世界だったということがあるのか、子ども達の演技に極まったということがあるのか、胸にこみ上げるものがありました。ただただ感動のひと言でした。

最後の全児童による合唱は小規模校ならではの演目ということになるのでしょうか。



拝見した発表内容は、どれも素晴らしいものでした。子ども達にありがとうといいたいと思います。

同時に方部音楽祭のお話を聞きかんがえさせられました。
方部音楽祭は昨年までは遠野・田人方部で実施していました。しかし、今年から勿来、遠野、田人で実施することになったというのです。田人地区で子どもの人数が減り、かつ小学校が統合し学校数が減少したために統合することになったのです。

中山間地はどこでも共通する課題を抱えています。この問題をどう解決していくのか、よく考えなければならないとあらためて考えました。


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