伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

6月定例会日程が決まった日、梢をかけるリスをみる

2012年06月12日 | 市政
 議会運営委員会が開かれた。市議会6月定例会は14日に開会し、18日から21日まで本会議・一般質問と質疑を行い、28日に閉会することが決まった。私の一般質問は21日午前10:50になる見込み。

 午後、質問内容に関して市当局に説明を行った。新聞報道された市長の発言の真意、県内原発の廃炉を求める立場の表明、甲状腺をはじめとした子どもの検査体制の充実、そして、放射線教育の問題について質問する。項目は次の通り。

1 新聞報道された市長の発言等について

 (1)本市の放射性物質による汚染について

ア 県北や浜通り地方と比べて比較的、線量が低くなっている理由をどうとらえていますか。

 (2)「仮のまち」構想への対応について

ア 仮のまち構想とはどのようなものか。
イ 本市は国に対しては、仮のまちにふさわしい制度の構築と、意思形成過程への本市の参画を要望しております が、国の対応はどのようになっていますか。
ウ 県に対しては、双葉郡の被災者向けに県による災害公営住宅の建設を求めていますが、県の対応はどのようになっていますか。
エ いわき市は「仮の町」構想に関して、どのように対応する考えですか。

  (3)4月9日の市長発言の真意について

ア 新聞報道の発言は事実でしょうか。
イ 発言の真意はどのようなものでしょうか。

2 原発の廃炉を求めること等について

 (1)東電の再建案等について

ア 東電の再建計画が国に申請されたと報道されたが、計画では柏崎刈羽原発を2014年以降、順次再稼動することを前提にしている。このことをどう受け止めていますか。
イ 同じく再建計画では、東電福島第1原発5号機6号機及び第二原発の4つの原子炉を廃炉にすることは盛り込んでいない。このことをどう受け止めていますか。

 (2)廃炉を求める立場の表明することについて

ア 廃炉を求める立場を明確にすべきと思うがいかがでしょうか。

3 子どもの放射線検査体制の強化について

 (1)甲状腺検査の早期実施について

ア 福島県は「県民健康管理調査」のなかで「甲状腺調査」を実施していることにしており、いわき市の子どもたちの 検査は、昨年11月から2014年3月までに行われる先行検査が該当することになりますが、具体的な実施時期はいつ頃と見込まれていますか。
イ いわき市の汚染の実情を考える時に、選考検査の実施時期を早める必要があると考えますが、いかがお考えですか。

  (2)自主的避難者の検査について

ア 自主的避難者のホールボディー検査を保証するための取り組みを、どうすすめる考えですか。
イ 自主的避難者に対する甲状腺検査はどのような対応となりますか。
ウ 被災者であることを証明し、所持することで検査などの対応を受けられる、被爆者健康手帳のような制度の創設を国に求める必要があると思いますが、いかがですか。

4.放射線教育について

 (1)放射線教育の実態について

ア 昨年12月定例会で、放射線等に関する副読本を核学校に配布し、実態に応じて活用するよう指導したとの答弁 がありますが、活用の実態はどうでしょうか。

 (2)被災地ならではの放射線教育を構築することについて

ア 被災地の実態に即した放射線教育を独自に構築する必要があると思いますがいかがですか。



 朝、犬の散歩をしていると、松の梢の枝が大きく揺れていた。見上げると、カケス程度の大きさの鳥が飛び出してきた。よく見ると飛んでいるのではなく、枝をかけ、梢を渡り、幹を登ったり、下がったりしている。リスだ。花を撮影する時、2段アンダーにした設定のままだったのでシルエットしか見えないが、確かにリス。設定を直して撮影したコマには、あまりに素早いため写っていなかった。残念。


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