伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ツアーバス事故の続報に思う

2016年01月17日 | 社会
 昨日あんなに強烈な霜が降りたのに、犬の飲水も厚く氷がはったのに、今日は全然、そんなことはなし。暖かい日でした。

 遅めの犬の散歩に出たのですが心地よい温度。散歩途上では、カシラダカ、アオジ、ベニマシコ、カワラヒワ、ツグミ、すずメ、ジョウビタキ、カラスなどいわもの小鳥を目にすると同時に、さえずりだけですが、シロハラ、シジュウカラなどを聞きました。そういえば。変わったさえずりが聞こえたので、梢を眺めていると、ややしてハトぐらいの鳥が飛び去りました。あれは何という鳥だったのか。次こそしっかり観測したいと思います。

 散歩の途上、少し道路の脇にそれて、山に登って行きました。コウヤボウキがたくさんあるんです。今の季節はワタボウシ。風に揺られていました。



 さて、軽井沢でのスキーツアーバスの事故に関して、新たな報道がされました。

 一昨日のブログに、この事件に関して「格安というからには、それなりのコストダウン策が講じられているはずです。どこでコストダウンが図られていたのか。」と書いていました。

 今朝の報道によると、バス運行会社は旅行会社から法定の下限額である27万円から大幅に下回る19万円で請け負っていたことが分かったといいます。






 実際の運営経費がどれだけになるかは分かりませんが、法定の下限額は一定程度利益を見込んで決定されているものと思います。そこから8万円も下回るということになれば、利益がでるどころか、赤字での運行になりかねないのではないか。旅行社側は否定しているようですが、本来の行程ならば高速道路を利用するはずだったのに、高速道路料金を削減するために一般道を利用し事故を起こしたとしか考えられません。

 合わせてツアー客の複数の証言に、事故前のバスの運転状況に、「荒っぽい」とか異常な状態を感じたというものがありました。何があったのでしょうか。

 事故の犠牲者が子どもたちと同年代で、これからの人生に夢と希望を持って社会に飛び出そうとしたり、その一歩を踏み出したり、あるいは意欲に燃えて勉強していただろうということを考えると、ご家族にの心の痛み、犠牲になった方々の無念ということが浮かび、やりきれない思いが湧いてきます。

 このような事故を繰り返さないために、問題の徹底的な洗い出しと再発をさせないための対策が講じられることを願いたい。


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