伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

映画・「知事抹殺」の真実

2016年12月11日 | 社会
 そういえば昨日、映画「知事抹殺」の真実のチケットを欲しいと声をかけていただきました。

 プルトニウムをウラン燃料に混ぜて作るMOX燃料を、通常の原発で利用するプルサーマル計画が東京電力の福島第一原発で計画された際、県独自に原発問題に対する見識を深める取り組みを行い、その結果、プルサーマル計画に同意しないという結論を出したのが、佐藤栄佐久知事の時でした。

 あの知事の時には、福島市の隣の伊達市に大型店が出店する計画が出され、隣接する住民の大きな反対運動がおこったときに、県独自に大型店の出店規制の条例を作るなど、住民の視点に立ってユニークな政治も行われていました。

 その佐藤栄佐久知事を辞任に追い込んだのが収賄疑惑でした。しかし、その収賄疑惑は、「『収賄額0円』の有罪判決」(同映画のビラ)と収賄の事実を認定できない収賄罪というみょうちくりんな判決で終結しています。

 佐藤知事の問題があったとき、私自身も報道などに違和感を持ち収賄事件に疑っていましたが、判決は有罪としたものの賄賂の事実は認定できないということで、この疑惑の目が正しかったことが証明された。そんな事件になりました。

 「この問題を扱った映画のチケットがほしい」と声をかけられたわけです。

 積極的に売っているわけでもないのですけど、これまで3人の方にチケットをお分けしてきました。

 いわき市での特別試写会は、いわき市文化センターで12月13日(火)の午後3時からと午後6時からの2回上映されます。興味がある方はご覧ください。入場には1,000円が必要です。

 ちなみにいわき市以外では、福島市のフォーラム福島5で12月12日の午後1時からと午後7時30分からの2回上映、会津若松市文化センターで12月16日午後1時30分からと午後6時からの2回上映です。

 以下、チラシを紹介します。










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