伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

沿道に花咲き継ぐ

2021年08月07日 | 
 ミヤマウズラは林という環境下で咲くようだ。花を見ると心が和む。両手を広げ、「バア~~」という感じで飛び出してくるようなポーズをとっている。思わず笑いを誘される。

 花を楽しむために持ち去られるなどが原因で、「IA類(ごく近い将来に絶滅が危惧される)ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」と定義される絶滅危惧IB類(EN)に指定する都県もあるという。見落としたのかもしれないが、福島県の「ふくしまレッドデータリスト」の2020年版にその名前を見ることは出来なかった。県内ではどのような状況なのだろう。



 近くにはセリも咲いている。



 また、ミズタマソウも咲いていた。



 この花の名前は、実が露に光る姿から連想してつけられという。ごく小さい、目立たない花ではあるが、よく見ると愛らしい。

 少し林に入ったところに、ヤブランがつぼみを膨らませていた。



 林を抜けると、ノブドウが実をつけていた。



 野原などでツルを伸ばして這い回る、草刈りをする者にとっては、やっかいな植物の一つ。ただ、その実はきれいだと思う。

 道路脇の立木の梢で、ウグイスがさえずっている。ウグイスのさえずりは、テリトリーの安全をメスに報せるためだという。いわゆる「ホーホケキョ」は安心していいよという知らせで、「ケキョケキョケキョ」という谷渡りは、危険が迫っているぞ気を付けてという意味だという。

 もう繁殖期も終わるだろうから、もうすぐウグイスの声も聞かなくなるだろう。

 ここの立木では「ケキョケキョケキョ」と鳴く。梢の近くにはカラスも多くいた。危険の知らせはカラスのせいだろうか。





 さて、自宅の道路からの上がりかまちにタカサゴユリが昨日開花した。





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