伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

街頭宣伝、つどい、そして八潮見城

2014年04月21日 | 遠野町・地域
 先週の土曜日、19日の午前中には日本共産党の勿来地区の方たちと街頭宣伝を行いました。
 収束作業にまつわる事故が続く東京電力福島第1原子力発電所事故収束の展望を示せない安倍政権が、被災者の生活再建、被災地の復興を妨げる消費税増税を4月1日に実施、秋には来年9月の10%の再増税の決断をしようとしており、また、集団的自衛権の行使の憲法解釈の変更や改憲をねらう安倍首相の狙いを許さない声をあげましょう、と訴えました。



 何の用意もなしに、その場で構成しながらの話。話そうとした柱そのものが頭の中から消えてしまったり、話を肉づける材料が定まらなかったり、また抜けてしまったり。やっとまとまったのが6回目の植田町商店街。多くのみなさまに不十分な話を聞かせる結果となってしまい申し訳なく思います。

 そして午後、泉の玉露公民館で日本共産党泉後援会が主催する集会が開かれました。宮川えみ子県議が県政と原発、私がこの間の市政の状況など10分程度報告した後に、参加者から出された質問、疑問に応え懇談しました。



 出された質問は、①復興のスピードや病院事業の見直しなどという市長の公約違反に対する党市議団の考え方、②原発事故や除染などへの市の対応、③災害ガレキの焼却処理など安全性に対する考え方、④放射性セシウムの影響や除染がすすまない理由、⑤災害ガレキや原発の高レベル廃棄物などの最終処分場を福島県に置く決断をすべきではないかという意見への回答、⑥小名浜東港建設の目的と現況、などなど。

 自分なりに考え方や現況をまとめて応え、少しでも疑問の解消に役立っていたら幸いです。




 そんなことで、いつも土曜日に配達する遠野地区のしんぶん赤旗日曜版を、大半は前日の金曜日に配達することにして地域を回っていました。途上、地域おこしグループの八潮見城探検隊が整備している「登山道の登り口に桜を植樹したから見てきな」と言われていたのを思い出して、近くまで行ったことから見に行きました。

 ありました、5本程植えてありました。昨年の大河ドラマ「八重の桜」に感化されたのでしょうか。八重桜でした。まだ背丈位ですが、大きくなる日、遠野町はどんな姿になっているのでしょう。



 ついでに八潮見城散策路に登ることにしました。目的地の展望台まであまり時間がかからないと聞いていたのですが、実際、往復にかかる時間は小1時間でした。

 登り始めには階段が刻んであって登りやすい。急坂で息は切れますが、沿道を飾るタチツボスミレがしんどい気持ちを和らげてくれました。ここを過ぎると尾根沿いに展望台をめざします。何の動物のかは分かりませんが、フンが落ちていたり、また名前を知らない花が咲いていました。ヤマツツジはまだ早いようで、赤いつぼみを膨らませつつありました。



 大きな岩に溝を掘ったのか、それとも並べたのか、人工的と思える岩(下写真1枚目)はもしかしたら簡単な石垣でもあった跡なのか。また亀の子石(下写真2枚目:昔はのろし台だったようです)が視線を遮って鎮座していました。





 展望台に立つと、遠野町上遠野の商店街付近や猫塚を見渡すことができます。名前の八潮見城は海が見えたことからつけられた名前だったらしいので、こらしてみましたが、水蒸気が多いためか、それとも育った樹木が視線を遮るためなのか、海をみることはできませんでした。背中側に枝を通して見えているのは上根本方面ですかね。



 何の小鳥か、さえずりを聞きながらきた道を戻って下山の途につきました。上遠野の八幡神社に下山することも可能だとか。今度はこちらに下山するために登ってみたいと思います。


チゴユリが咲き始めていました

 ちょっとした運動になります。興味がある方は、ぜひ登ってみてください。


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