伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

ん、キジ・・ホトトギスが飛んだ

2022年06月11日 | 
 見たかったイトトンボはキイトトンボ。毎年、見る場所なのだが、この日は見かけなかった。たまたまなのかどうなのか。

 いかし、キジはいた。
 最初、田んぼの畔に何者かが見えた。キジに違いない。
 カメラを向けた。



 あれれキジじゃないカラスカラス除けのために設置された、カラスに似せた案山子(かかし)のようだ。

 なーんだ。

 足を進めていくと、同じ畔にキジが見えた。



 ここいらは、よくキジが姿を見せる田んぼであり、また、畦であった。ここにいても当然なのかもしれない。

 私とキジの間に、背が低い1本の木があった。その木立に隠れながら写真を撮った。



 逃げていく様子は見られない。そこで、遠慮することなく近寄っていったのだが、さすがにキジも耐えられない。とことこと10m程移動しただけでキジはそこに止まった。
 キジのいる畦の脇を通り過ぎた。キジと我々一行の距離は20mから30m程。そこで立ち止まっている。
 たたずむ姿がかっこいい。



 キジを見ていると、空から鳥の鳴き声が聞こえた。
 キョッキョ、キョキョキョキョ
 トッキョキョカキョクと聞きなすが、ホトトギスの鳴き声だ。

 先日、ホトトギスの飛ぶ姿を見ていた。バタバタバタと羽ばたき、スーッと沈まないで滑空する。ヒヨドリが同じような飛び方をするが、この場合、滑空で沈みこんだ分を羽ばたいて取り戻し、また滑空で沈んでいく。

 この時ホトトギスは遠くの林から近づいてきた。遠目にはツバメに見えた。しかし飛び方がおかしい。ヒヨドリかとも思ったが、それとも違う。頭上を通り過ぎるとき、キョッキョ、キョキョキョとさえずった。ホトトギスだった。きょうの飛び方をみても明らかにホトトギスだったし、飛びながら時折鳴いたので間違い。南の林から北の林へ飛び、北の林から東の林へ飛び、とにかくそこらここらを飛回っていた。

 手に持ったコンパクトカメラを向け、シャッターを切った。しかし、頭上を過ぎていくホトトギスのスピードにピントが追いつかない。離れていくホトトギスを追いながら、やむなくピントが合う前にシャッターを切った。



 とりあえず黒く影が写ったが、画像からは鳥かどうかを判断することも怪しいところ。これじゃUFO(未確認飛行物体)だ。まあーしょうがない。次こそはしっかりとらえたい。

 自宅の桜とツゲの木に鳥の巣箱をかけている。1昨年か、知人がいただいた巣だ。木の背は低いし、人目にもつきやすいの。あまりふさわしい木ではないのだが、他に適当な場所が我が家にない。
 そのツゲの巣にシジュウカラが入っていたようだ。虫をくわえたシジュウカラが巣の近くの枝に止った。




 枝に止り周辺に注意を向ける。次に巣の前の枝に移り、箱の中に姿を消した。
 中にどれだけのヒナ鳥がいるのだろう。

 昨年は桜の巣に入っていたのだが、こちらはどうしたろう。


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