伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

遠野地区市民文化祭

2016年11月13日 | イベント
 遠野地区市民文化祭の展示の部が昨日から実施されています。

 今日は午前10時から芸能の部が実施され、午前10時からの開会式に出席し、はじめの演目を拝見してきました。

 展示の部には写真や陶芸、パッチワークなどの展示の他、川柳、水彩画の展示、上遠野小中学校、入遠野小中学校、遠野保育所の絵画や書道、遠野高校の壁新聞の展示がありました。

 それぞれに力作なのですが、中でも保育所の園児の落ち葉を利用した貼り絵の巧みさに感心しました。



 うさぎの貼り絵なんかとても上手で、思わず二度見しました。

 写真などもこんな感じで展示していました。



 芸能の部の演目は、上遠野と入遠野の公民館利用者を中心にしたということで、糸東会臣空塾のみなさんによる空手の型は、ちびっ子のみなさんにもかかわらず迫力がありました。遠野高校合唱部による合唱「手紙」「心の瞳」など合唱曲は、音の調和もとれ、かつて聞いた時に比べても進化していると感じました。上遠野総学校は校歌などを鼓笛演奏は、華やかで迫力もありましたよ。







 午後から福島市で開かれる原発集会に参加するため、拝見できたのはここまで。この後もたくさんの演目があったのですけれど、拝見できなかったみなさんにはごめんなさいと伝えるしかありません。

 祝辞は、いつものように場内に展示された川柳を拝借しながらの祝辞でした。「面白いから期待しているよ」とおっしゃってくれた方がいたのですが、どうでしたでしょうか。



祝 辞

遠野地区市民文化祭の開催おめでとうございます。

 毎年、この会場に来て様々なことを教えていただきます。川柳にこんなものがありました。

「それ大事 これ大事と ゴミの山」(小林幸雄さん)

 自分の仕事をしている机の周りや自宅のことを考えると、見につまらせれます。たまる一方の資料に、いまでも悩んでいるのですが、なかなか踏み切れません。

 また、こんなのもありました。

「チグハグな会話が続く ボケの花」(三戸政英さん)
「老人会 会話弾むが 別返事」(渡辺シゲ子さん)

 自分にも最近こんなことがあったような気がします。とても他人事と思えません。

 絵画にも「魅惑の人」何ていうのがあって、ドキドキして見てきました、みなさんがたくみに作品を創っていることに驚きます。

 それで、いつもみなさんの川柳の引用だけではという思いもあって、昨日から自分でも考えてみました。

 そしてできたのが、こんな句です。

「激戦を ヒラリとかわしたトランプは 毒舌やめて 普通の人に」

 で、後で気がついたのですが、川柳は俳句と同じ五七五。できた句は五七五七七の和歌形式で、俳句にもなっていない。やっぱり付け焼き刃はダメですね。長年腕を磨いた人の作品は素晴らしい。

 芸能の部が始まりますが、一年の成果を発表する今日を契機に、また次の1年、みなさんが腕と魅力を磨くことが、遠野地区の魅力も磨いていくことになると思います。これからのご活躍を祈念しながら祝辞とさせていただきます。




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