伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

すっきり/カラスの子

2016年05月17日 | 日記
 すっきりした。

 昨年来、悩んでいた花の名前が分かったのです。



 15日のブログで、「この花はなんというのだろう」と書いていた花です。昨年は、田人の道すがらで見かけ、その時は、これだろうと図鑑で調べてくれた人がいたのですが、何となくもやもや感を持っていました。

 今回は確信を持つことができました。

 「ラショウモンカズラ」というのだそうです。

 日曜日に見てきたクマガイソウの群生地の一角に、たくさん咲いているということで、管理している方が伝えてくれました。ありがとうございます。

 それにしても何でこの名前なのだろう。不思議な名前です。

 調べてみると、「渡辺綱が羅生門で切り落としたとされる鬼女の腕に見立てたものとされる」とウィキペディアにあります。

 どうしてこれが鬼女の腕なのか、さっぱり分かりません。名付けた人はこの花の姿から何を想像したのか・・???。

 名前が分からなくてもやもやが続いていると、春日三球さんのギャグ「地下鉄の電車はどこから入れたの? それを考えてると一晩中寝られないの」と同じ状態に陥ります。まぁー、私はしっかり寝ていますけれど・・。この「地下鉄の悩み」、名前では解消しました。今度は名前の由来で抱えそうです。

 調べないほうが良かったかなぁー。

 まぁー、一つ悩みが解消してすっきりしたところで、天気の方もすっきりしました。

 一日続いた雨が夕方には上がりました。遠野自宅に向かうと、西の空に日差しが指しています。そして午後6時30分過ぎ、西の空が朱く染まりました。久々に見るきれいな夕焼けです。写真6時40分頃。



 一日の終りを飾る美しい空でした。と、ここでブログを終わっても良いですが、雨の日にもドラマがあります。

 午前中は共産党の打ち合わせ後、支部の方と選挙準備で活動し、午後から市役所で文書を書いていました。

 その窓の外、ふと見ると小さいカラスが木の枝にとまっていました。

 間違いありません。10日のブログに書いた、あの巣立ったヒナガラスに違いありません。あれから1週間。産毛が主体だった羽は、シャープな大人の羽に生え変わっています。その分、いくぶん小ぶりになったようにも感じます。でも姿はたくましい。時おり口を開けているのは、親鳥を呼んでいるのかも。



 やがて子カラスが右の方向に注意を向け始めました。



 こちらも習って視線を向けると、ヒマラヤスギの枝にカラスがとまっています。親ガラスでしょう。子ガラスが誘っているようにも見えますが、ゆうぜんと見ているだけ。時おり羽を広げるのは、「飛びなさい」と誘っているのかな。



 それでも枝から離れない子ガラス。時おり羽繕いをしたり、羽を広げたりしているのですが、一向に飛ぶ気配なし。子ガラスが立派になった羽を自慢しているようにも見えます。





 子ガラスが飛び上がり枝を変えました。そこに別の方からカラスがやってきて、子ガラスと頬を擦りよせています。親鳥なのでしょうね。母親と父親に見守られながらすくすく育つ子ガラス。立派に育ってね。ただ人の暮らしに迷惑をかけないでね・・。

 こうして無事に育っている子ガラスもいれば、命を落とす子ガラスもいる。

 午前中、車の前に黒い物体が落ちていました。なんだろう。いぶかしく思いながらゆっくり走っていると、足らしきものが識別できました。

 カラスだ。車から降りてみると子ガラスが死んで、雨に打たれています。

 雨の中巣立って、何かの事故に巻き込まれてしまったのでしょう。

 カラスがシジュウカラの巣を狙う話を14日のブログに書きましたが、このヒナの時期が、生きていく上で大変なのは、カラスも、他の小鳥も変わらないのかもしれません。

 朝の散歩の沿道に咲いたピンクのジュウニヒトエ。新たに芽生えていました。



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