伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

街頭宣伝 / 今年度の国保答申 / ジャケツイバラ

2016年05月18日 | いわき市
 暑い日になりました。

 気温がとてつもなく高いということはない。でも日差しが強くてじりじりするよう。

 今の季節の紫外線はとても強いと聞くので、そのせいもあるのかな・・。

 その中、午前中は、勿来地区で街頭宣伝を地元の方といっしょに行いました。宣伝カーで周りながら、時おり車を停めて街頭演説。6ヶ所で話をさせていただきました。



 午後からは各派代表者会議が開かれます。その後には市民福祉常任委員会も。最初の会議は午後2時45分となっていたので、余裕を持って行動できます。内郷小島町の共産党事務所に立ち寄って、議員だよりの原稿を確認した後、食事を買って、いざ控室に。午後1時30分過ぎでした。

 ふと気づいたのは、市役所のガラス面にNTTのタワーが写り込んでいることでした。これまでそれこそ何十年と同じところを通っているのに、全く意識しませんでした。なかなかの風景です。



 さて、市役所の駐車場までやってきました。時間にまだ余裕があるはずでした。

 スマホの着信履歴に、議会事務局と溝口民子議員からの履歴が残っていました。なんだろう。いぶかしく思いながら、溝口議員に電話をすると、「伊藤さん。会議始まっているよ」と。ええっ、まだ1時間近くあるのに、と思っていたが、どうも勘違いのようでした。

 荷物を持つこともせず、スマホを握りしめて、会場に走りました。若干の遅刻です。

 議題は、国保運営協議会への執行部からの諮問と答申内容についての担当部からの説明です。

 説明内容は、新年度の国保財政を今年度の税率で見込んだ場合、約6億円の収入不足が見込まれるものの、前年度の繰越金で、事業運営は可能と見通せることから、税率を現行通りに据え置くのが一つ。もう一つは、課税限度額、引き上げるとともに、法定減免である2割減免と5割減面の対象となる世帯を拡大すること。

 概略以上のとおりですが、詳しくは、後日、お知らせしたいと思います。

 各派代表者会議に続いて市民福祉常任委員会にも同様の説明がされました。

 しかし、この会議時間、勘違いをしていました。それぞれ午後2時45分、4時30分と予定表に記載していたのですが、どちらも1時間も間違っていました。幸い、本来の時間である午後2時45分頃には、市役所の駐車場に到着しており、若干、遅刻して会議に出席とあいなりました。大変、申し訳ない。

 日程はグーグルのカレンダーを利用していますが、おそらく入力する時の指の間違い。今後は十分に気をつけなければなりません。

 会議が終わり、控室に小林節さんらが立ち上げる新政治団体の動きなどについて見解を聞かせてほしいと来客があって対応するなどしている間に、夕刻の時間。

 控室の窓の外には、きょうもカラスの親子がやってきて、巣立ちの訓練をしているようです。



 そのカラスは枝の股になっているところにウロがあるらしく、そこにくちばしを突っ込んで、何かを口にしているようです。



 よくサルが木のウロで果物などを発行させた猿酒を飲むと物語に書かれたりしますが、これは烏酒でもあるのでしょうか。

 まっ、そんなことはないでしょうね。昨日、降った雨がウロに溜まっていて、喉をうるおしているという辺が正解でしょうか。

 夕刻、自宅に向かいます。遠野をめざすと必然、西に向かって車を走らせることになります。真正面に朱色に燃え上がる太陽が浮かんでいました。



 そして空には、満月までもう一歩、7割がた姿を見せた月が浮かんでいました。



 自宅前のシジュウカラの巣には、親鳥がツピーとさえずりながら、餌を運んでいます。ひな鳥がお腹をすかしているのでしょう。





 巣立ちはいつになるのか・・。

 時間を遡って、朝の犬の散歩の時、またもやポーラエアーカーゴが、いつもより低空で南に向けて飛んでいきます。成田に向かっているのでしょう。



 マムシグサが苞を開いていましたが、開いたシダの葉の上に伸びた姿が面白くて、写真に収めました。



 朝の空気はとてもさわやか。緑も目に優しい。



 そして昼。気になっていたジャケツイバラを見に行きました。今が見頃という感じです。



 その場所から滝富士が見えています。

 29日には、滝地区が滝富士登山をおこないます。下滝集会所に集まって9時出発かな。山頂までだいたい1時間。帰ってくると、例年、地元の方が豚汁をふるまってくれます。



 空には、これはJAL機のようですが、飛行機雲を引きながら南に向かいます。国内線でしょうかね。



 自宅脇の畑にはユリの花。オレンジ色がきれいですね。



 さて、きょう該当で話した内容はおおよそ次の内容です。

 これまでのままでいいかな、と思ったりしたのですが、やはり状況が変化している。そこであせってまとめた演説内容です。よろしければ御覧ください。



街頭演説


 こんにちは。日本共産党です。

 まだ時期は確定していませんが、早ければ7月1日には参議院選挙が行われると伝えられています。

 私達、日本共産党は、この参議院選挙で、福島選挙区では、民進党現職の増子輝彦参議院議員を、民進党、社民党とともに応援することで合意をしました。

 なぜ、3党で共同するのか。それは、何よりも、安倍自公政権の政治の暴走が深刻さを増しているからです。

「断固反対。うそつかない」という公約にも、コメや牛肉など重要5項目の関税撤廃は認めないとした衆参の決議を踏みにじって大TPP交渉で大筋合意し、国会で批准させようとしているのは、その典型です。

 ここには、民主主義の原則を踏みにじって恥じない、安倍自公政権の姿勢がくっきりとあらわれました。

 中でも深刻なのが、安全保障関連法制、私達は戦争法と読んでいますが、この戦争法の採決を昨年強行したことでした。

 戦後の日本は国際紛争を話し合いで解決することを国の原則として定め、そのため軍隊を持たないという憲法を確定し、このもとで、戦後70年間にわたって歩んできました。この平和的な国づくりのあり方、国際貢献のあり方を、180度変えてしまうのが戦争法です。

 武装して自ら戦場に飛び込み、攻撃される危険が大きいと軍事的な常識になっている兵站活動を実施する。また、国連平和維持活動では、香華議される他国の軍隊を武装して駆けつけ救援する、駆付け警護という任務を実行させる。他の国の戦場に自衛隊を送り込み戦争をさせ、他の国の戦場で自衛隊員の命を失いかねない戦争法は、現在の憲法に相容れないことは明らかです。

 憲法は、国民が、内閣、国会、行政に制約をかけるための法律です。この憲法を踏みにじる法律だからこそ、あの戦争法の採決の時、多くの国民が戦争法の採決をするなと声をあげ、改憲が必要だと公言している小林節慶大教授をはじめ、多くの憲法の専門家が憲法違反だと声を上げて続けているわけです。

 民主主義も、憲法も踏みにじった、現在の政治のありようはなんとしても正さなければなりません。その大義のために日本共産党は、戦争法とその根拠になった集団的自衛権行使容認の閣議決定の廃止で一致する野党が協力して、国政選挙をたたかい、自公政権を追い込んでいこう。こうしたことを野党に呼びかけ、話しあってきました。その結果、この福島選挙区では、先ほども紹介したように、増子参議院議員3党が応援することで合意をしたわけです。全国には、32の1人区がありますが、このうち26の選挙区で野党が統一候補を擁立するところまで、統一に向けた流れが広がってきています。

 私たちはむやみに共同しているわけではありません。その前提となる合意が必要です。福島では増子さんを応援するにあたって4点で合意をしました。

1つは、安全保障関連法の廃止、2つは、日本国憲法の遵守と、集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回、3つは、福島県の復興と県内原発の全基廃炉の実現、そして4つ目に、安倍政権の打倒をめざす、この4点です。

 自民党など与党は、政策が違う野党が選挙協力するのは野合だと批判をしています。
 しかし、政策が違う政党の連立と言えば、すでに自民党と公明党がやっていますから、批判は当たりません。もともと、国民の願いを実現するために、政党が協力することは自然の姿です。それを野合と批判するのは、ためにする議論、天に唾する議論と言わざるをえません。

 政策の合意が、今以上に広がる展望は大いに有ります。
 安倍自公政権がすすめた経済政策、アベノミクスによって国民には物価高押し付けられ、国民の経済格差も拡大してきました。また国民年金保険料の670円の引き上げなど、国民には負担が増やされ続けています。

 その一方では、史上空前の利益を上げる大企業には、法人税の実効税率を約2%引き下げ、本年度だけで合計8,000億円もの、新たな儲けを大企業にする政治をすすめています。

 こうしたなかで、日本共産党はじめ野党が共同して国民の願いを届ける法律案を提出してきました。例えば介護職員の待遇改善のための法案、待機児童対策のための保育士の待遇改善の法案、そして残業時間の規制などを盛り込んだ労働基準法の一部改正案の提案など、これまでに13の議案を野党が共同で提出しています。野党共同が深まるならば、さらに多くの合意点が開けていくにちがいありません。

 日本共産党は、野党共同を発展させながら、国民生活をしっかり守る政治を作り上げていくために全力で取り組みます。日本共産党へのご支援と、しんぶん赤旗のご購読を心からお願いし、訴えとささえていただきます。


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