雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

陽光

2011年07月05日 | ポエム
 陽光

陽に当たりたいんです

僕のこころに少しでも
じめじめしているところがあったとしたら
それをすっかり晴らしたいんです
雨あがりの澄みきった空気を
胸いっぱいに吸い込んで
何もかもすっかり忘れ去って‥‥

陽に当たりたいんです
ただ太陽の
あたたかさだけを感じて‥‥
(1973.11.9)




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