<浅川嘉富の世界へようこそより>
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大荒れの世界の異常気象
米国
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先週末の米国は北東部を中心に、暴風雪に見舞われた。ポートランドやボストンでは風速30メートルを超す暴風や50センチを超す大雪によって65万世帯が停電し、市民生活に大きな影響が出ている。また、南部のミシシッピー州では巨大な竜巻が発生 、 五大湖の西のミネソタ州では激しい吹雪で大荒れの天気となっている。
一方、メキシコに隣接した南部アリゾナ州、冬でも暖かいこの地方で気温が一気に10度近く下がり、サボテンが雪に覆われるという極めて珍しい風景が見られた。日中でも氷点下の日が続いたというから、サボテンもさぞかし驚いたことだろう。因みにウイキペディアで調べてみると、アリゾナ州の過去の最低温度は1971年1月7日にホーリーレイクで記録された+4度であるというから、記録的な寒さだったことは間違いないようだ。
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デンマーク
今月はじめ、デンマーク西部の町・マンドの海岸には、風速25メートルの強風にあおられ北海から流氷が流れ着き、接岸した氷の中には2メートルを超える大きさのものもあった。 写真の景色は、この地方に20年以上住んでいる人も初めて見る光景だという。
モザンピーク
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アフリカ南東部のモザンピーク北部では、今月はじめ大雨による洪水が発生。先月下旬から5日間に降り続いた雨量は、1月の平均雨量の3倍を超える量となっており、洪水による被災者は15万人にのぼっている。
タイ
台湾で平年を5度上回る25度という春の陽気となった2月3日、台湾よりさらに南に位置するタイの北部では、巨大な雹が降り屋根に穴があくなどの被害が出ている。雹の大きさはダチョウの卵ほどもあったというから、住民はさぞかし驚かれたことだろう。
上空5000m付近にマイナス12度以下の寒波が流れ込んだためであるが、暖かいこの地方では地表近くで皆溶けてしまうのが普通で、雹が降ることなど滅多になく、これほどの被害が出たのは53年ぶりだという。
ペルー
南米ペルーでも局地的な大雨で被害が広がっている。中でも、ペルー第2の都市・アレキパでは短時間に120ミリを超す集中豪雨で市街地の多くで洪水が発生、5万人が被害を受け死者も多数発生している。
イタリア
水の都、イタリアのベネチアで街の浸水が深刻化している。冬は他の季節と比べて海の水位が低く大規模な浸水は少ないはずなのに、大雨の影響で1メートル60センチも水位が上昇。街の60%が浸水し市民に深刻な影響を及ぼしている。
<転載終わり>
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数年前から世界各国で異常気象が発生しています。雪に覆われたサボテンは初めて見ました。それに加え巨大地震や津波も発生しています。以前から異常気象は発生していましたが、最近はその頻度が高くなっていることは確かです。今月号の月刊『玉響』の「in Deep」 でも、2013年から自然災害は更に激しくなっていくと言われています。そして2015年まで続くそうです。もちろん実際はどうなるかは判りませんが。
今年は東京でも雪が5回も降りました。例年ですと1回降るか降らないかですから、とても多い年です。寒冷化に向かっているといっても、夏は35度、36度は当たり前ですので、夏と冬が異常に厳しくなっています。住みにくい地球になりました。今週も異常な低温が続きますので、体調には気を付けたいと思います。ですので、いつもより多めにP-マリンソルトを摂るようにしています。