子どもによって、「手がかかる子」や、「あまり手がかからない子」がいます。
ほとんどのベビーのママさんは、眠っている時間が短く、寝付くのに時間がかかる子、泣いている時間が長い子のことを「手がかかる」と言うようです。
泣いていると、おむつが濡れているのかと替えてみたり、お腹がすいたのかとおっぱいやミルクをあげますが、それでもまだ泣いていると、「眠くて泣いているのかな」と抱っこして揺らしたりしてみますね。
でも「寝たかな」「ご機嫌になったかな」と思って下に降ろそうとすると、また泣き出すので、何度もこれを繰り返して、だんだんお布団で寝ないことや抱っこじゃないといられないことにイライラするようです。
「抱きぐせがついた」などと周囲が言うと、「抱かない方が良いのかな」とネット検索するママもいるようですね。
ベビーマッサージをお勉強しているママさんが「眠る時間が長い」「長泣きしない」「ご機嫌でひとり遊びする」などお子さんの様子を話すと「羨ましい」「楽な子でいいわね」などと言われるそうです。
熱心にお勉強しているママさん達は、何度もベビーの全身すみずみにまで触れ、お子さんの状態をつかむのがとても上手になります。
ベビーの気持ちがちょっとした動きに現れるのを受け取れると、子育てが楽しくなってきます。
どこに触れると体が緩むのか、安心するのかを体感してもらえるように、ママ自身が自分で気づけるような声かけとアドバイスを心がけています。
先週プライベートレッスンを始められた方は、レッスン後の講義中に抱っこしながらお子さんの体が緩んだと気づかれました。
言葉で言われてなかなかわからなくても、実際にお子さんの体が緩み力が抜けると「ああ、こういうことなのか」と感覚でつかめる方は少なくないです。
抱いた感覚がまるで違います。
感覚がつかみにくい方の場合には、「ご自身の体が緩む」体験をしていただくとより理解しやすいようです。
どうしたら緩められるのかをお伝えしながら、ひとりひとり本当に違うなあ、ご兄弟でも同じでないなあ、と思っています。
先週スタートの親子は、おうちでの復習も、笑顔で楽しんでいただけているでしょうか。
ベビーマッサージは、どの親御さんにも「1分でいいので毎日続けてください」とお話しています。
1週間に1度より毎日1分の方が効果的だからですが、お子さんが緩めるようになるより大人が緩めるようになる方がずっと時間がかかるからです。
ストレスケア講座をお申し込みの方が、ストレスに伴うたくさんの辛い状態をメールでお知らせくださいました。
読んでいるひつじも呼吸が辛くなるような状態が綴られていて心配ですが、親子でキッズマッサージを行うとお互い良い状態が整うと思います。
ストレス状態の親はたいていお子さんに触れさせてもらえないので、オイルを通常の2倍くらいとたっぷり使い、短い時間から始めると良いと思います。
ベビーマッサージ、キッズマッサージは、親子のストレス緩和ができる最高にハッピーな方法です。
今週スタートのママさん、どうぞよろしくお願いします。