ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

小説2本…

2014-11-27 | 雑念
晴天の霹靂と夢を売る男

5時間から6時間で2冊立て続けに読んだ。
それも購入してではなく、図書館で。

読めるんだね。
速読だね。
じっくり楽しむ感じではないけど、
購入することは無いから得した気分。

ストーリーを試食したような感覚。

ある意味対照的な内容だった。
ひとつは感動、ひとつは暴露。
笑いとシリアス

晴天の霹靂はもう「ひとりと洋とコウ」がチラついて、もう声も仕草も「あの3人」で出来上がっていた。

でも上手に小説書いたね。
芸人の才能を超えてるね。
及第点だ!

晴天の霹靂
星3つ★★★☆☆

そして一方「夢を売る男」百田尚樹著だ。

相変わらずの文才だ。
出版社の裏側を描き出す取材と緻密な描写は確実に売れっ子作家の勢いを感じた。

自分のことを自虐するところや架空の作家のことをボロカス描く姿もテレビで見る彼のキャラクターそのもの。

そして後半ブログを書く素人一般人を指してカモ扱いするくだりはヒヤヒヤ。まるで自己主張する僕の姿を見られているかのように描き出されて怖かった。

突然僕に電話があって、「出版しませんか?」と100万からぶんどられそうになるかもしれない。

ヨカッタヨカッタ!

危ない危ない!
と言うことで

夢を売る男
星3つ★★★☆☆

どちらも星3つなのだが、
軽く暇つぶしとしても読みやすく
ライトノベルの様な手軽さがある。

そんな純文学作品を読もうとしているわけではないから丁度いい分量だ。
すぐ読めるよね。