ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

僕は島へ旅立つ大人しき少年

2017-03-18 | 雑念
島へ

その担当者から電話があった。その内容と声の調子で少しずつ現実味を増してきた。どうやら僕は島へ行くらしい。そしてメンバーが男性1人だけという衝撃事実が告げられた。

えぇっ!

声に出して驚いてしまった。男性ばかりだと思っていた。そういう事じゃないのか?と不安が花粉のようにまとわりついてくる。全員で6名。年齢構成や出身などの詳細は全く教えてくれなかったが、共同生活を行うのだ。

ゲストハウスに4泊する。得体の知れないメンバー(男子は僕だけ)6名とスタッフ数人。これをチャレンジと呼ばずしてなんと呼ぶのか。

旅は慣れている。ひとり旅も。しかし共同生活は初めてだ。そしてその男女比。僕は正直意気消沈し、その5日間の自分の置かれた状況を想像してみた。

そして大人しい無口な男子を装う事に決めた。このままじゃ何か心に傷を負ってしまいそうだ。震えながらスケジュールを確認した。

農園や漁業などその島の特徴を体験する内容に加えて「祭事」と「その練習」という項目に驚いた。どうやら調べると祭りに参加するというのだ。

説明の時には聞いていたのだが上の空だった。祭りの内容が「男性2名が弓を放ち、その魔物を除ける」という。その2名の男子のうちの、まさか僕が弓の練習をするんじゃないよね?地元の屈強な男子がその大役をうけたまわるんだよね?また不安になった。

その祭事に参加するためにスーツを用意するという、下手をすると袴がどうのとか言っていた電話。まさかとは思うが、男子は僕だけなのだ。

嫌な予感がする。

これ以上プレッシャーをかけるとドンピシャでインフルエンザにかかるかも知れないほどだ。僕は別にズル休みに抵抗がある方ではない。個人のストレスを犠牲にするほど人間もできていない。

しかし全てを受け入れようとする覚悟もないわけではない。見知らぬ島へ、見知らぬ人たちと関わりながら少なくとも新しい話題で会話し一喜一憂する。その楽しみな気持ちも同時に存在するのだ。

地元の人たちが「移住」を期待してくるのも分かった上で、それでも1次産業やその土地の"良さ"を感じることから始まることも理解しているつもりだ。

僕はまた新しい事にチャレンジする。

そんな愉快な自分を、またさらに好きでいるために。

人見知りスキルを発動させ、 普段の僕ではない"女子会男子"のように大人しくしていられるのは何日目までだろう。

因果鉄道の夜

2017-03-18 | 雑念
焚き火ができて花見もできる。

そんな場所ないかしら?
BBQが出来れば焚き火もできるのだろうけども。
焚き火台もあるわけだし。

焚き火というよりBBQ台ですと言い張れば、
snowpeakの焚き火台もBBQ台です。

炭をおこせば良いのだから。

もう3回も焚き火をやっているのに「炭床」を使ってません。あんなに重たいのに新品のまま。

もう持って行かなくても良いのでは?と思ってしまいそう。

でも炭を節約できるらしい。

炭を平らに広げられるようだ。

さぁ春の訪れとともにまた色々な事が近づいてくる。焚き火はその合間の癒しの時間でもある。

準備をほとんどゼロにしてフットワークだけを軽くする。毎回の負担を抑えて回数を増やす。

来週には僕は隠岐の島へ旅立つ

この内容はすでにブログに書いたか忘れた。
でも島好きな僕の好奇心にブッ刺さったこのイベントは来週まで近づいてきたのだ。

ほとんど準備はしていない。
一度事務局から電話がかかり、「飛行機で行くなら補助が出るかもしれません」と言われて初めて、飛行機で行くのが普通なのだな、と思った。

僕みたいに初めから車で行って港に駐車してフェリーに乗り込む人は少ないのだと驚いた。

まぁ、そりゃそうか。

土を触るから汚れても良い服や、船にも乗るとか言ってたかな。

向こうは向こうで別の思惑があるのだ。

僕らは陽気なモルモットなのかもしれない。
何匹いるかは知らないが、人は集まったのだろうか?

向こうでの共同生活と自炊が不安だ。

僕は一体何者になるのだろう。
僕は一体何を担うのだろう。

別のところで問題が起きた。

僕は明らかに自分の道を選び、そして手に握りしめる大切なものを道端に放り投げそうだ。

僕はそうやって生きてきたし、良いように言うなら執着もなく生きてきた。

悪いように言えば中途半端で次に進んできた。

今まさに執着と半端の間を走る列車に乗って、終着駅を目指して行くようだ。

銀河

いや

因果鉄道の夜

何の因果か、因果鉄道

まさにミステリー

"カシパンヌ"と"ジャムパンニ"が出てくる不思議な鉄道の話(わざとなのでお気になさらず)

隠岐の島のメンバーはどんな人たちなのだろう?

感情的な僕が1週間共同生活を怒らず乗り切れるのだろうか?

今日もまた朝日が昇る。
今日は嬉野にて講師登録講習会の日
これはこれで楽しみだ。

嬉野は安心できるフィールドの1つだ。
焚き火のイベントみたいなものだ。
深く学ぶことも癒されるだけでもいい。

静かにしていようっと。
もともと僕は静かな人間なのだから。