山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

もんく あるか(さんぽうた153)

2022年07月30日 | いきもの

  もんく あるか   さおとめばな おやじ

 

つかれた?

きあいで

なんとかなる

 

つらい?

たいしたことない

おれの わかかったころは

もっとつらいことも あった

 

たすけて?

あまえるな

じぶんのちからで

のりこえるんだ

 

いざとなったら

おれが まもってやる

もんく あるか

 

・・・あるのかも

さいきん

かぞくから

さけられてる きがする

 

       この時期、咲き始めるようです

       旺盛に花を咲かせる夏の花

       可愛くて綺麗な花なんだけど

 本名は、ヘクソカズラ。

 なんとも、可哀想な名前をつけられてしまったものです。

 これは、植物学者さんが意地悪なわけではなく、『もともとそう呼ばれていたから』というのが、理由みたいです。

 何やら、傷つけたり触ったりすると臭いかららしいんだけど、あまりにも可哀想な名前だから調べてみたら、『さおとめばな』という美しい地方名もあるそうなので、そちらの方を名乗ってもらいました。

 ただ、ゴメンなさい。このお方、私も含めて、よくいる『おやじ』なんです。

 このお方のイメージは、花言葉の『人嫌い』に由来しています。

 これじゃいけない。正論だけ述べてないで、もっと、相手の心に寄り添っていかなくては。『人嫌い』と言うよりも、『人から嫌われる』存在になってはいけない。

 そんな自戒の念と願いを込めて書かせて戴きました。

 一人でもいい、この詩を読む『おやじ』に共感していただけますように。



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