山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

アオミズの摘まみ食い大会

2022年07月29日 | 山菜料理

 今回、山の神様からの頂き物。

       アオミズです

 アカミズとの違いで一番分かりやすいのは、茎の根元の色。こちらは全体が黄緑色ですが、

       アカミズの根元は赤い

 他にも違いは色々あるんだけど、問題は、そっちじゃない。3日前に採ってきたアカミズとの違いをどう楽しむかというのが、最大の課題だろう。

 そもそも、どちらも美味しい山菜だし、食味も調理の仕方もそんなに変わらない。多分、初めて食べた人は、「どっちも美味しい!」で終わりだと思う。

 でも、食べ比べていると、その違いと個性の楽しみ方が少しずつ分かってくるんだよね。マタギが思うに、一番の個性の違いは、

『アカミズはトロリ。アオミズはシャッキリ。』

です。

 したがって、料理の仕方も、違った方向に工夫されていきます。今回は、その一端を紹介したいと思います(正直なところ、難しいんですけど)。試してみるのは、

   ≪アオミズの葉のシーフード炒め≫

 あまり深い考えはなくて、アオミズのシャッキリがオリーブ炒めに合うんじゃないかな、ぐらいの発想で始めました。作ってみたら、大好評だったんですよ。

 下ごしらえの部

 ・アオミズの葉と皮を剥いて先端部分と茎とに分けていきます

 ※最初の画像のようになります

 茎は、2分半ほど茹でると、

       それはそれは美しく変化します(透明感が格別)

 こちらは、おひたし状態にして保存。今後が楽しみです。

 そして、先端部分です。普通は天ぷらにしているのですが、今回は初挑戦。

 ・1分強茹でて水にさらします

 ・半分ぐらい(100gほど)を使いました

 ・水を切って寸切りに

 冷蔵庫を見たら、

       イカがあるじゃない!

 当初はベーコンの予定だったんだけど、急遽シーフードに変更!

 ・フライパンにオリーブオイルを敷いてイカを炒めます

 ・アオミズの葉先も加えて油が回ったら、コショウと塩を一振りずつ加えて

       出来上がり

 食べてみると、イカのモチモチ感とアオミズのシャキシャキ感の絡み合い。そして、イカの海鮮の甘みとアオミズの山の爽やかな風味とが絡み合って、この上ない美味しさ。これは堪りません!

 摘まみ食いを始めたところに家族も集まってきてしまい、摘まみ食い大会になってしまいました。

 ま、これは良いことだ。

 アオミズの料理は、まだ続く予定なんだけど、これで既に満足してしまいました。というか、あっという間になくなってしまいました。本日は、ここまで。

 山の神様、ありがとうございました!!!



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