本日は、あずきを使って美味しいスイーツを作ってみたいと思います。
突然、何を言い出したかというと、冷凍庫の整理整頓の一環なんです。
ここに来て、キノコの収穫期を迎えたのはいいんだけど、供給量が需要を大幅に超えてしまっているんです。
で、備蓄というか、保存に走ろうとしているマタギなんですけど・・・。
やっぱり、手間もかからず、再利用も簡単な冷凍保存に偏ってしまうんだなあ。
ところが、当然のことながら、冷凍庫のキャパには限界がある。
で、始まるのが冷凍庫の整理整頓というか、在庫処分なんですよ。
ごめんなさい。 在庫処分と言ってしまっては言葉が悪い。 訂正します。
冷凍庫に残してしまっていた食材を美味しく戴くという活動も活発になるわけです。
その中の一つが、夏場に小倉アイスの材料として活躍してくれた『あずき』なのよ。
今年は、缶詰の蓋を開けてから、そのまま缶に入れたまま使ってきたものだから、缶に入ったまま冷凍してある。
やっぱり、早めに食べ切らないといけないんじゃないかと考えていたんです。
そうして、丸一日使える休日の本日、調理を開始したってわけ。
挑戦するのは、栗羊羹。
さあ、うまくいくのかいかないのか、やってみましょう!
粒あんの缶詰めを解凍してみたら、約200g
これがメインになります。
これに、栗の甘露煮を加えて調理したいと思います。
この子たちは、十字に4等分しました
続いて、寒天を準備します。
※粉末寒天4gに砂糖45g+水300gで参ります
・水に粉寒天を溶かして加熱。沸騰2分で砂糖も追加して溶かします
・あずきを半分ずつ加えて溶いていきます
これは、前半戦開始の画像
・全部溶けたら、コンロから下ろして、混ぜながら冷ましていきます
※混ぜ続けないと、寒天の方だけが勝手に固まり始めるので要注意
※したがって、栗の準備は、前もってやっておきます。
・切り分けた栗のうち、半分をガラス容器に並べておいて
・あずき寒天の温度が40℃台まで下がると、だいぶとろみが出てくるので
・並べた栗が動かないように、お玉でそうっと流し入れて(1/3だけ)
・残りの栗を、手早く並べたら
・あずき寒天の残りも注いで冷蔵庫へ
羊羹そのものは、結構早く固まるんですけど、しっかり冷ましたいので1時間ほど冷蔵庫で待機。
そうして1時間後、
・ガラス容器と羊羹の間に、満遍なく隙間を作って
・バットを被せたら、
せいのっで!
・裏返して振ると、羊羹がバットに落ちます
これを適当な大きさに切って、
ほっほっほ、いかがざまあす?
なかなかいい出来栄えじゃございませんこと?
夕食後のデザートに戴いたんだけど
これは、ある意味で、史上最高傑作ですね。
極めて優しい食感と、程よい甘さの羊羹に、更に一段甘い栗が美味しさを引き立てる。
「作り過ぎたら、自己責任で食べてね。」
と、食べる前までは、妻も言っていたのだが、
「じゃあ、職場に持っていくか。」
という返しに、ちょっと後悔している気配。
そのぐらいの傑作なんですよ。
さて、残った栗羊羹、その運命やいかに!?
結局、職場の人数+家族分に切り分けて、職場分を持っていったら、大変喜ばれました。
もちろん、家族からも。
めでたしめでたし。
きちっと温度計で測るところが特に素晴らしいです。
これをいい加減にすると分離(笑)
本職みたいな出来上がりですね~~
私は来年挑戦です(*^^*)
こんばんは。
コメントありがとうございます。
自分でも嬉しくなる出来だし、みんなからも笑顔で食べてもらって喜んでいます。
ポイントさえ押さえればできるみたいなので、是非、おうちでもお試しください。