大量に戻してしまって、一時は青ざめてしまった塩漬けわらびなんだけど、大分消費が進んできました。
先日の餡かけ焼きそばに続いて、
分かるかな?この料理
ワラビを細かく切って
全て切り分けたら
味噌や出汁醤油を和えて(これは味噌オンリー)
山椒や南蛮粉を加えて楽しみます
名前は、ワラビタタキと言いまして、そのまま食べても美味しいですし、
おひたしの共にしたり
ご飯の共にしていただきます。
こんな風に、色々な調理にしたので、ワラビ料理を楽しめたし、料理の幅も広がりました。
そんな中、今日のランチは、うどんに決めました。
これだと、また使えるじゃん。
そうして、辿り付いたのが、たぬきつねわらびうどん。
この組み合わせ、絶対美味しいに違いありません。
当初、昼食についての妻との協議の中で、気になっていた新発売のカップ麺『最強どん兵衛』なるものも食べてみたいという話はしていたんです。
君たちは、近日中に戴きますね
で、妻が実家に出かけるついでに買ってきてもらうことになったんだけど、どう考えてもワラビが先です。
妻の居ぬ間に、全ての準備を済ませておくことにしちゃいました。
下ごしらえ・調理の部
まずはタヌキさんから。
・水大さじ3に酢3gと薄力粉27gを混ぜます
※これだとまったりし過ぎ。水をちょっと足して微調整。
・油温を170℃まで上げたら、今回は刷毛でタヌキさんを散らしました(何度も繰り返す)
すぐに水分が沸騰して衣がボールのように大きくなって浮いてきます
※ここでは、まだ掬わない
・沸騰が完全に収まるまで静観
※ポテトチップスと同じ理屈になると思います。完全に水分が抜けてしまえば、美味しくて日持ちするはず
・油分をキッチンペーパーに吸わせて、からからになったら回収します
※刷毛だと、泡立て器よりも粒が大きくなりますね
次はキツネさんです。
・今回は3枚の油揚げを沸騰したお湯で油抜きして、麺棒で水抜きして待機
最後のワラビ君は、既にアクが抜けているので、
・上端と末端を切り落として寸切りにしただけ
具材、スタンバイOK!
うどんのつゆですけど、マタギのイメージとしては、かけそばよりも出汁が効いた甘めと言うか旨めと言うか、そんなつゆが合うと思うんです。その辺ををめざしてみます。
・3人分で水1ℓに、醤油60、酒10,みりん5gと、顆粒出汁小さじ2強入れました
※AJI●OMOTOのレシピをベースにしたんだけど、そのままで十分に美味しいと思います(流石!)
・キツネさんだけは、味を馴染ませたかったので、早めに入れておきました
あとは、妻の帰宅後、頃合いを見て麺を茹でて盛り付けるだけです。今回の麺も『玉うどん』の類なので、食べたいその時に出来るはず。そして、
仕上がりはこんな感じになりました
タヌキさんだけ(ネギや南蛮粉もね)セルフサービスです。
わらびが汁に馴染んでとても美味しいです。キツネさんも超アツアツながら美味しいばかり。歯がゆいのがタヌキさんで、塩分を控えるために汁を飲まないマタギには、もったいなくて仕方がない。何とか掬い取っていただきました。
しかし予想通り、この組み合わせ、大変結構ですな。
仲の悪そうなタヌキとキツネだけど、丼の中では、極めて仲睦まじくしておりました。そして、
ワラビの残りです
あれだけ大量にあったワラビも、遂に残り1食分にまで減りました。
ようやくここまで辿り着いたぜ。
思えば、台所の神様からのアドバイスがなかったら、こう上手くはいかなかったでしょう。
感謝あるのみです。ありがとうございました。
山の神様、こんなマタギですが、来年もよろしくお願いいたします。
そして最後に、ご馳走様でした!
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