今回の収穫物は、5種類。ここまで、かなり順調に調理が出来ています。
コゴミ、アサツキ、シドケは文句なし。採りすぎたタラノメも何とかなりそう。そして、残るは、
ワサビです!
タラノメ以外は、冷静に採ってきたみたいなこと書いてたけど、これも採りすぎじゃないんですか?
「いやいや、いいんです。」と、また言い訳。
こういうワサビ畑が、至る処に広がっているんです
だから、多少、間引いても、環境破壊にはなりません。それに、ワサビ料理は、保管の仕方さえ間違えなければ、賞味期限が極めて長い山菜なんです。そして、なんと言っても、今回は、確かめてみたい料理方法があるんですよ。それで、少々多めに持ち帰ったんです。
作りたかったのは、
≪ワサビの甘酢漬け≫
前回の『フスベ漬け食べ比べ』の時、ブロ友のゆりさんが、ハマってると紹介してくれたので、マタギも試してみたいと思っていたんです。細かい資料がなかったので、マタギ流で作ってみましょう。
下ごしらえ・調理の部
・ワサビの茎と葉を丁寧に洗うところからスタート
※以下、ほぼ前回と同じなので、簡略バージョンで説明していきます
・寸切りの半分くらいに切って
・ちょっと強めの塩で、しっかり揉んで
・80℃のお湯で20秒湯がいて
・冷水で洗ってタッパーに入れて1分間シェーク(ワサビを怒らせる)
・用意しておいたタレに漬けるんだけど、今回用意した甘酢ダレは、
・酢60mlに薄口醤油小さじ2、砂糖を40gと塩少々にしてみました
・タッパーで密封して、急冷。その後、冷蔵庫に移して一晩待ちました
そして、24時間後。
ほんのり色づいているのは、酢の効果ですね
味見してみました。
「くわあ~!」
鼻から頭に抜ける辛みは、多分いつもと同じ。そして、その直後に訪れるのが、ほんのり甘酸っぱくて塩味も加わった独特の旨み。
妻も味見して、
「ああ~、美味しい!」
と、のたもうておる。
こりゃ旨いわ。
思い返してみると、前回のワサビ料理では、塩味のみで辛みを楽しむことを覚えた。昨年は、粕漬けにして楽しむことを覚えた。そして、今回、甘酢漬けを楽しんでいる。
共通しているのは、『ふすべる』という作業を経ていること。その先に加える手間が変われば、味わい方も変わるということだ。これは、もしかすると、まだまだバリエーションが広がりそうですね。ワサビ料理、奥深し!
美味しい料理と気づきをくださったゆりさん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
もちろん、こんな素敵な素材を分けて下さった山の神様にも感謝です。
ありがとうございます。
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