山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

えっ?これっておかず??ハムとチーズのガレット

2024年07月11日 | 日記とレシピ

 たまたまなんですけど、だいぶ古くなってしまったジャガイモを消費するためにガレットを焼いてみることにしたんです。

 ただ焼くだけじゃつまらないと思って、ジャガイモと組み合わせる食材を調べているうちに、これは絶対に美味しい!と思えるレシピを見つけたので、それに倣って作ってみることにしました。

 簡単です。

 って言うか、最近、手の込んだ料理ばかり作ってきたものだから、簡単に思えてしまうのかもしれません。

 下ごしらえ・調理の部

 ・ふにゃふにゃになって、新芽が出始めているチビじゃがいもを3個千切りにしてみました

       多分100g強

 ・先日、お中元で届いたロースハムを2枚分薄切りにして、こちらも千切りに

 ・レシピにはピザ用のチーズって書いてあったんだけど、なかったのでとろけるチーズを3枚

 ※調味料は塩コショウとオリーブオイルだけ

       塩コショウをちょっと強めに

 ※この『ヒッコリースモークシーズニング』というもの、いい味と香りがつきます

 (味はクレイジーソルトに近いけど、香りが全然違う)

 ・オリーブオイルを敷いたフライパンを熱したら、具材を入れて

  

 ・たいらにならしたら

 ・チーズを乗せて

 ・蓋をして中火で8分

 ※かなり火が通ってきたのを確かめたら、フライパンから引き離して(くっついてる)

 せいのお、でっ!!

 ・オリーブオイルを周りから追加して、更に5~6分焼いたら、もう一回

 せいのお、でっ!!

       チーズにもいい焼き色がつきました

 これはですねえ、ここまでで、ほぼ完成品です。

 調味料を追加する必要はないと思います。

 家族も、何も加えないでどんどん食べていました。

 この料理、最初に変な理屈をつけたけど、本当の創作理由は別にあったんです。

 実は、晩酌のおつまみが足りなくなってきたので、何とかしようと思ったのがきっかけなんですよ。

 おかげ様で、おかずはもちろん、マタギのお酒のつまみにも大変結構な仕上がりになりました。

 めでたしめでたし


簡単!山菜キッシュはいかが?

2024年07月10日 | 日記とレシピ

 スイーツ禁止令発令中。

 これは、調子に乗ってスイーツを作り過ぎたマタギへの戒め。

 いわば、自業自得ってやつだ。

 それは仕方がないんだけど、困ったことがある。

 それは、開封して使いかけの生クリームが残っていること。

 以前にも書いたけど、一度開封してしまうと急激に劣化が進む生クリームだし、この『食中毒警戒アラート』の出そうな天候だから、サッサと消費しないとまずい。

 で、何とかならないか調べたところ、面白そうなレシピを見つけた。

 名前は、『餃子の皮で簡単キッシュ』だって。

 生クリームは勿論だけど、餃子の皮もあるからこれを作ってしまいましょう。

 例によって、朝仕事で取り組んでみることにした。

 まずは具材を準備します。

 ・タマネギ(大)1/4個を薄切りにして

 ・ベーコンとワラビを食べやすい大きさに切って

 ※戻したワラビも早めに食べたかったので・・・。 美味しかった!

 ・オリーブオイルで玉ねぎを炒めたら

 ・他の具材にも火を通して、バターと塩コショウとで味を整えておきます

        ソースを準備します

 ・生クリーム70に牛乳50gと卵1個をよく混ぜて

       これで外堀が埋まりました

       冷凍庫に保管してあった餃子の皮を伸ばします

 ・薄力粉の打ち粉を敷いて伸ばしていって

 ・最近大活躍のマドレーヌ型に張り付けて、具材を盛り付けたら

 ・ソースを回しかけて(ちょっと足りなかった)

 ・溶けるチーズを1枚分ずつ乗せて、200℃のオーブンで10分

       いい感じに焼き上がりました

       型は、簡単に外せるみたいです

 これを火傷しそうなぐらいのアツアツで戴くと非常に美味しいです。

 ワラビの風味も大変結構なんだけど、チーズが効き役者なのでトータル的には西洋料理ですね。

 朝食で食べ切れなかった分は、温め直して、夕食でも戴こうと思います。

 ああ、おいしかった!

 そして、生クリーム完全消費完了です。 ホッとした。

 さあ、次は何を作りましょうかね。


爽快!おろし蕎麦

2024年07月09日 | 日記とレシピ

 身も心もとろけそうな暑さの日。

 たまたまお昼に作った料理が、余りにも美味しかったので記録にとどめておくことにしました。

 その料理の名は、おろし蕎麦

 特段、変わった料理でもないんだけど、1点だけ気を付けて作ってみたらすごく美味しかったんです。

 それでは、顛末を。

 本日も凄く暑かったので、冷たい蕎麦を作ることにしました。

 で、刻み海苔は準備できているので、その他の具材を準備したのです。

 ・細ネギの小口切りと大根おろしとつけ汁です

 ・いつものように蕎麦を茹でて

 ・しっかりと冷水で絞めて

       はい、出来上がり!

 いたって普通です。

 ところが、食べてみたら、めちゃくちゃ美味しかったんですよ。

 何が起こったかって、原因は大根おろしです。

 今回の大根おろしの爽やかな辛味は、自宅での手作り蕎麦では初体験。

 食べたことのある人しか分からないかもしれないけど、県内のそば処、大石田の蕎麦街道で食することのできる辛味蕎麦に近い味です。

 こりゃ旨い!

 家族で大喜びしながら食べ切った上に、普段はやらないんだけど、湯で薄めて蕎麦湯にして飲み切っちゃった。

 実は、この大根おろし、以前NHKの『トリセツ』で放送された『大根の味の秘密』に従って用意したものなんです。

 理屈は、

 大根の辛味成分は外側に貯まり、甘み成分は中心部に貯まる

 という性質に従ってみたということ。

 今回の大根おろしは、辛味成分の集中する外側だけを使っておろしたということなんです。

 いやあ、これほど美味しいとは思わなかった。

 これは、絶対に忘れるわけにはいきません。

 そのため、今回、記録として残しておくことにしました。

 ご馳走様でした!


作り過ぎたかも お菓子の王道 シュークリーム

2024年07月08日 | 日記とレシピ

 さあ、今回も余りましたよ。

       カスタードクリームです

 こんなに作っちゃってどうするの?という感じなんだけど、出来てしまったものは仕方がない。

 美味しく料理しなければなるまい。

 で、これまでにいろんな料理にしてきたんだけど、王道のスイーツを作っていないことに気が付いた。

 その名も、シュークリーム

 やっぱり、カスタードクリームと言ったら、これを作らなくっちゃね。

 ・・・なんて、軽く言っているけれど、このお菓子も簡単ではない。

 去年、何回も挑戦して、ようやく作れるようになったばかりなのだ。

 今年もうまく作れるかといったら、正直、自信はない。

 でも、この際だからやってみましょう。

 失敗したら、その時、また考えればいいさ。

 下ごしらえ・調理の部

 クリームが出来ているんだから、シュー生地さえできればいい。

 行ってみます。

 ・卵2個(140g)を解きほぐしておきました

 ・薄力粉60gをふるいにかけておきます

 ※卵の重さの半分弱です

 ・水85gに無塩バター40gと塩一つまみを加えて火にかけます

 ・バターがすっかり溶けて沸騰してきたら薄力粉を全部入れて、よく混ぜます

 ・粉っぽさがなくなったら火を止めて、卵を数回に分けて混ぜていきます

 ※卵が全部入ったところで丁度良い柔らかさになりました

 ・クッキングシートにしぼり器で絞り出したら軽く形を整えておきます

 ※半分にクープ(切れ目)を付けてみました

 ・霧吹きで水をかけて

 ・200℃のオーブンで10分。蓋を開けずに180℃に切り替えて15分焼きました

 ※途中で蓋を開けてはいけないと、どのレシピでも言ってました

       いい感じ! クープは入れても入れなくてもいいかな?

 ・上半分を切ってみることにしました

       おおっ! いい感じに空間が出来ている!

       カスタードクリームを詰めていったら

       ちょうどよく全部使い切ることができました

 試食してみると、文句なし!

 去年1年間苦労を重ねた甲斐があったってもんだぜ。

 ただね、困ったことに、冷蔵庫がスイーツだらけになってしまったんですよ。

 協議した結果、今回のシュークリームとシュプリームクロワッサンは、一部を除き、職場に持って行って、皆さんから食べてもらうことにしました。

 これで作り過ぎたスイーツたちも浮かばれるでしょう。

 職場の皆さん、ご協力よろしくお願いいたします。


山菜消費の季節

2024年07月07日 | 山菜料理

 「常備菜がなくなってきたの。」

確かに、最近の弁当に入ってくるマタギ作品が『フキ味噌』『もつ煮込み』だけになってしまった。

 ええと、今回の冷やしラーメンの時に作ったメンマが使えるよね。

       これは、おかずとしても一級品です

 あとは・・・、やっぱり保存してある山菜を使うべきでしょうな。

 半永久的に使える乾燥保存品と瓶詰めは却下。

 で、残るは冷凍品と塩漬け品なんだけど、1年以上経過してしまった山菜がいくつかある。

 コゴミとワラビとキノコ類だ。

 これを使うべきでしょう。

「ワラビも煮物にすると美味しいと思うんだけど。」

悪魔の囁きとは言わない、鶴の一声と言うべきでしょう。

 はい、決定!

 今回は、ワラビの煮物で行ってみましょう。

       去年以前のワラビを戻します

       たっぷりのお湯を沸騰させて

       ワラビを放したら

 重曹を適量回しかけて、全体を裏返し。

 再沸騰する前に火を止めて、一晩かけてゆっくり冷まします。

       アクが出て真っ黒に

       水を入れ替えてもう半日

       300gだけ煮物として使ってみます

       寸切りにして炒めました

 ※結構崩れてしまっていたのは、重曹のせいか温度のせいか、年月のせいか分かりません。でも、味に問題はないはず

       下ごしらえを済ませた油揚げと糸コンを加えて火を通したら

 ・酒醤油みりん各大さじ3と顆粒出汁を加えて煮切ります

 ※1年中で一番腐敗しやすい時期なので、水は加えず、なるだけ水分を飛ばす

       いい感じに仕上がりました

 一番心配なのが、Y川ワラビが太すぎるためアクが抜けにくいこと。

 試食してみたら、ワラビのいい味ばかりが広がって、苦味はすっかり抜けていました。

 よかった。

 これでメンマとともに、我がお弁当と食卓に彩を添えてくれることでしょう。

 ただ、途中でも書いたけど、腐敗の進みやすい季節なので、少量ずつ作って、美味しいうちに消費することを考えなければならないでしょうね。

 山の神様と先人の知恵と現代の文明に感謝して、上手に消費していきたいと思います。