準優勝の翌日は普通の平日練習。
4 年生チームは良く声が出ている…そりゃぁ、そうだ。
不定休や早番などで時間が取れる時は平日練習に顔を出すようにしている。
土日の練習みたいに保護者の手伝いやコーチ陣が揃わない平日練習は、基本的に監督がひとりで練習を切り盛りしている。
その監督も、ここのところ足の具合が悪いらしく大変そうだ。
おいらみたいな『ヘッポコ保護者』は、手伝いさんがたくさんいるところでは球拾いぐらいにしかならないけれど、平日ならば多少なりとも戦力になる。
でもさ、今日はなんか起こりそうだな…準優勝で気分が高揚している。
大概こういう『ハイ』な時は何かが起こる…悪い事じゃなければ良いけど…。
こんな予感と言うのは何故か的中するワケで、事件は 4 年生 vs 5 年生 15 分ゲームの 2 本目に起きる。
4 年生のペナルティエリア内での出来事。
密集でボールが出なくなりそうになった時、5 年生のキックが 4 年生の選手の脛に直撃する。
きちんと見えていれば、間違いなくファール…だったんだろう。
だが、おいらの立ち位置からはそれが見えなかった。
アクシデンタルな状況での負傷…というのがおいらの判断で、ノーファール。
ノーファールであるから笛は吹かない。
だが、選手が負傷している…プレーは止めたい。
5 年生にボールを出してプレーを切るように促すが、5 年生は聞く耳を持たない…いや、聞こえていないのか?
結局、5 年生はシュートを放ち、ゴール。
そこでプレーが止まり、みんなが負傷した選手の周りに集まってきた。
痛がる選手の周りに不穏な空気。
ファールであろうとなかろうと、それだけ痛がる選手がいるワケだ…。
わざとであろうとなかろうと、足が出てしまった選手はそれが分っているハズだ。
だが、当事者が表に出てこない。
ファールでなければ謝らなくていいの?
それって、フェアプレー?
結局、みんなに促されて謝りに出てきた子は、小さな声で建前上の『ゴメンナサイ』。
痛いねぇ…。
おいらがファールを見逃さなければ…と思う反面、ファールにしなかったが故に見えてきた Respect の精神の大切さ。
先日の『寺泊カップ』で、保護者の『サイド・コーチング』が話題になった。
横から過剰に指示を出すな!…って言われちゃったのね。
今回は、4 年生の保護者のひとり(ケガをした選手の親ではない)が 4 年生側の意見のみを聞いて『謝らせろ!』と言い放った。
だが、少なくても今回は、おいらが審判としてそこにいた。
片側からの意見のみでの判断は『ヤジ』と変わらない。
しかもその場を預かっているのは審判であるおいらであって、意見を言った保護者ではない。
選手が選手に対して、
保護者が選手に対して、
審判が選手に対して、
選手が保護者に対して、
選手が審判に対して…その他、サッカーに携わる全ての人に対しての Respect …。
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日本サッカー協会が Respect にこだわる理由。
同じクラブ内であっても、こんなプレー一発でこの状況だ。
終了時に出席した選手たちの前で一言、言わせてもらう機会を貰った。
『ファールじゃなければ謝らなくてもいい?相手を考えて行動しよう。』
そういうおいらも、保護者としても、審判としても…。
痛い思い。
絶対に忘れない… Respect。
悔しさと共に、胸に刻む。
4 年生チームは良く声が出ている…そりゃぁ、そうだ。
不定休や早番などで時間が取れる時は平日練習に顔を出すようにしている。
土日の練習みたいに保護者の手伝いやコーチ陣が揃わない平日練習は、基本的に監督がひとりで練習を切り盛りしている。
その監督も、ここのところ足の具合が悪いらしく大変そうだ。
おいらみたいな『ヘッポコ保護者』は、手伝いさんがたくさんいるところでは球拾いぐらいにしかならないけれど、平日ならば多少なりとも戦力になる。
でもさ、今日はなんか起こりそうだな…準優勝で気分が高揚している。
大概こういう『ハイ』な時は何かが起こる…悪い事じゃなければ良いけど…。
こんな予感と言うのは何故か的中するワケで、事件は 4 年生 vs 5 年生 15 分ゲームの 2 本目に起きる。
4 年生のペナルティエリア内での出来事。
密集でボールが出なくなりそうになった時、5 年生のキックが 4 年生の選手の脛に直撃する。
きちんと見えていれば、間違いなくファール…だったんだろう。
だが、おいらの立ち位置からはそれが見えなかった。
アクシデンタルな状況での負傷…というのがおいらの判断で、ノーファール。
ノーファールであるから笛は吹かない。
だが、選手が負傷している…プレーは止めたい。
5 年生にボールを出してプレーを切るように促すが、5 年生は聞く耳を持たない…いや、聞こえていないのか?
結局、5 年生はシュートを放ち、ゴール。
そこでプレーが止まり、みんなが負傷した選手の周りに集まってきた。
痛がる選手の周りに不穏な空気。
ファールであろうとなかろうと、それだけ痛がる選手がいるワケだ…。
わざとであろうとなかろうと、足が出てしまった選手はそれが分っているハズだ。
だが、当事者が表に出てこない。
ファールでなければ謝らなくていいの?
それって、フェアプレー?
結局、みんなに促されて謝りに出てきた子は、小さな声で建前上の『ゴメンナサイ』。
痛いねぇ…。
おいらがファールを見逃さなければ…と思う反面、ファールにしなかったが故に見えてきた Respect の精神の大切さ。
先日の『寺泊カップ』で、保護者の『サイド・コーチング』が話題になった。
横から過剰に指示を出すな!…って言われちゃったのね。
今回は、4 年生の保護者のひとり(ケガをした選手の親ではない)が 4 年生側の意見のみを聞いて『謝らせろ!』と言い放った。
だが、少なくても今回は、おいらが審判としてそこにいた。
片側からの意見のみでの判断は『ヤジ』と変わらない。
しかもその場を預かっているのは審判であるおいらであって、意見を言った保護者ではない。
選手が選手に対して、
保護者が選手に対して、
審判が選手に対して、
選手が保護者に対して、
選手が審判に対して…その他、サッカーに携わる全ての人に対しての Respect …。
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日本サッカー協会が Respect にこだわる理由。
同じクラブ内であっても、こんなプレー一発でこの状況だ。
終了時に出席した選手たちの前で一言、言わせてもらう機会を貰った。
『ファールじゃなければ謝らなくてもいい?相手を考えて行動しよう。』
そういうおいらも、保護者としても、審判としても…。
痛い思い。
絶対に忘れない… Respect。
悔しさと共に、胸に刻む。
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