本日は三越→さいとう→らいらっく→富士フイルム→大通→大丸→道銀駅前支店→HOKKAIDO ART→SONY→資料館→近美の11か所。
最近の気温により路上の雪はかなり減った。公園(雪捨て場)の雪山も丸っこくなってきただろうか。
しかし、街中に出るとまた雪が降ってきた。そう簡単に春が来るわけでもない。
■北海道銀行駅前支店道銀ミニギャラリー「佐藤あゆみ個展「ここにいるよ」 」。
南1条通にやってきて、三越の壁面をふと眺めると、デザインが凝っているよね。
■HOKKAIDO ART GALLERY「坂本直行展」。北海道では人気が高いのだろうか。あまり広くない会場に結構な人数がおり、そそくさと見て出てきてしまった。近くまで行ったら、もう一度行こうかな。
■札幌市資料館「ぽんち展19」。街写真がなかなか良かった。
ところで、資料館に行く途中に半額専門店がある。このチェーンが次々閉店しているという話を聞いたので、中に入ってみたのだが、確かに前回来た時よりも店内が品薄になっているような気がする。半額専門というのもなかなか難しくて、定価の方が値上がりしているとそれにつられて値上がりするため、ありがたみが薄れるような気がするのだ。
例えばカップ麺であれば、100円以下(80円くらい)ならお得感を感じるのだが、ほぼすべて100円以上の値段になっている。こうなると「せっかく半額の店に来たのに安くない」という心理になり、なかなか手が出ないよね。但し、私は値段もあるが、普段見かけない種類のものを探していたりするので、一応カップ麺を2つほど購入しておいた。
■北海道立近代美術館「シャガール・イン・プリント」。シャガールの版画展。
「出エジプト記」:解説に「エジプト人をモーセは打ち殺し」「神はモーセの杖を蛇に変え、再び杖に戻す奇跡を見せる」(手品?)「モーセは激しく怒り、山の麓に石板(十戒)をたたきつけて砕いた」とあるのだが、宗教って基本的にカルトだよね。常識的な近代人にはついていけない。
■北海道立近代美術館「この1点を見てほしい。」。
伊藤隆介「こんなことは無かった」:恒例の「Realistic Virtualityシリーズ」の一作。ジオラマとそれを移動しながら撮影するカメラ映像を投影した、2重イメージの作品。写真はあえて全体像をはっきりさせないように撮影しているので、気になる人はぜひ現地へ。
■北海道立近代美術館「戦時下の北海道美術」。北海道の美術界においても、作品の献納が行われ、現地記録のための従軍活動がなされ、戦争画が描かれていたのである。忸怩たる思いを持つ人もいたであろうし、意気揚々と作品を制作した人もいるかもしれない。そして、新たなる戦前と言われる今、あなたはこの立場に置かれた時、どのようにふるまうのであろうか。
この展覧会は「北海道立美術館・芸術館紀要 第31号」に掲載された「調査報告 北海道の美術・戦時下の動向について 1938-1945 佐藤 幸宏、田村 允英」の成果として企画されたものだそうである。「紀要」は後で読んでみよう(北海道立近代美術館のHPからダウンロード可能)。
小川原脩「材木置場と鴉」:1941年の作品。
田辺三重松「北洋の輸送船団」:北千島に従軍したのち、1944年に描いたものらしい。
国松登「アラベスクな風景」:1940年の作品。
菊地精二「北鎮」:中国に2回、ウルップ島に1回従軍派遣され、その後に描かれた1945年の作品。
いずれも約80年前の作品であるが、保存状態は大変良い。戦後、あまり展示される機会が無かったのかもしれない。
さて、現在の近美の展覧会は「サンリオ展」が目玉であろう。会場に入ると、謎のサンリオタワー(サンリオのキャラクターぬいぐるみを積み上げたものか?)がすぐに目に入る。
会場への入場は待ち時間なく速やかに行われていたようだが、ショップの大行列が札幌では見たことのないくらいの長さになっていた(次の写真左手側)。展覧会限定品(←あるのかどうか知らないが)を買いたいと思っている人は、ご注意願いたい。
最近の気温により路上の雪はかなり減った。公園(雪捨て場)の雪山も丸っこくなってきただろうか。
しかし、街中に出るとまた雪が降ってきた。そう簡単に春が来るわけでもない。
■北海道銀行駅前支店道銀ミニギャラリー「佐藤あゆみ個展「ここにいるよ」 」。
南1条通にやってきて、三越の壁面をふと眺めると、デザインが凝っているよね。
■HOKKAIDO ART GALLERY「坂本直行展」。北海道では人気が高いのだろうか。あまり広くない会場に結構な人数がおり、そそくさと見て出てきてしまった。近くまで行ったら、もう一度行こうかな。
■札幌市資料館「ぽんち展19」。街写真がなかなか良かった。
ところで、資料館に行く途中に半額専門店がある。このチェーンが次々閉店しているという話を聞いたので、中に入ってみたのだが、確かに前回来た時よりも店内が品薄になっているような気がする。半額専門というのもなかなか難しくて、定価の方が値上がりしているとそれにつられて値上がりするため、ありがたみが薄れるような気がするのだ。
例えばカップ麺であれば、100円以下(80円くらい)ならお得感を感じるのだが、ほぼすべて100円以上の値段になっている。こうなると「せっかく半額の店に来たのに安くない」という心理になり、なかなか手が出ないよね。但し、私は値段もあるが、普段見かけない種類のものを探していたりするので、一応カップ麺を2つほど購入しておいた。
■北海道立近代美術館「シャガール・イン・プリント」。シャガールの版画展。
「出エジプト記」:解説に「エジプト人をモーセは打ち殺し」「神はモーセの杖を蛇に変え、再び杖に戻す奇跡を見せる」(手品?)「モーセは激しく怒り、山の麓に石板(十戒)をたたきつけて砕いた」とあるのだが、宗教って基本的にカルトだよね。常識的な近代人にはついていけない。
■北海道立近代美術館「この1点を見てほしい。」。
伊藤隆介「こんなことは無かった」:恒例の「Realistic Virtualityシリーズ」の一作。ジオラマとそれを移動しながら撮影するカメラ映像を投影した、2重イメージの作品。写真はあえて全体像をはっきりさせないように撮影しているので、気になる人はぜひ現地へ。
■北海道立近代美術館「戦時下の北海道美術」。北海道の美術界においても、作品の献納が行われ、現地記録のための従軍活動がなされ、戦争画が描かれていたのである。忸怩たる思いを持つ人もいたであろうし、意気揚々と作品を制作した人もいるかもしれない。そして、新たなる戦前と言われる今、あなたはこの立場に置かれた時、どのようにふるまうのであろうか。
この展覧会は「北海道立美術館・芸術館紀要 第31号」に掲載された「調査報告 北海道の美術・戦時下の動向について 1938-1945 佐藤 幸宏、田村 允英」の成果として企画されたものだそうである。「紀要」は後で読んでみよう(北海道立近代美術館のHPからダウンロード可能)。
小川原脩「材木置場と鴉」:1941年の作品。
田辺三重松「北洋の輸送船団」:北千島に従軍したのち、1944年に描いたものらしい。
国松登「アラベスクな風景」:1940年の作品。
菊地精二「北鎮」:中国に2回、ウルップ島に1回従軍派遣され、その後に描かれた1945年の作品。
いずれも約80年前の作品であるが、保存状態は大変良い。戦後、あまり展示される機会が無かったのかもしれない。
さて、現在の近美の展覧会は「サンリオ展」が目玉であろう。会場に入ると、謎のサンリオタワー(サンリオのキャラクターぬいぐるみを積み上げたものか?)がすぐに目に入る。
会場への入場は待ち時間なく速やかに行われていたようだが、ショップの大行列が札幌では見たことのないくらいの長さになっていた(次の写真左手側)。展覧会限定品(←あるのかどうか知らないが)を買いたいと思っている人は、ご注意願いたい。