散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20241226最近読んだ本

2024-12-26 23:08:10 | 読書
■「深淵なるインド料理の世界」小林真樹
インド(ネパール含め)料理と一言で言っても、あれだけ広い国だ。そんな簡単な話ではなかろうと、なるべくこういう本を買うようにしている。日本料理だって「ご飯と味噌汁と、魚を中心に食べる」だけじゃあ、だいぶ欠落した話になるではないか。また、食習慣もそうで、私がこの間行ったネパール料理の店では「全部混ぜて食べてください」と言われたが、必ずしもそうではなく、カレーやおかずを単品で味わうという習慣もあるらしい。

■「これやこの」サンキュータツオ
死にまつわる話だが、身の回りで突然死する人、多すぎ。

■「エンドロール」潮谷験
着地点が想像しづらい魅力あるストーリーの作品。

■「ぼくの酒場地図」岡本仁
いわゆるグルメガイドとは遠めの位置にある酒場本だが、酒好きは誰でも一冊くらいは飲み屋の本を書けるのかもしれない。

■「追憶の探偵」月村了衛
特撮にまつわる人探し名人が主人公。小説内の特撮作品が本当にあったのではないかと思えるくらいの熱量。これは面白い。

■「なぜあのキャラは死ななければならなかったのか?」浦澄彬
マンガ、アニメにおけるキャラクター、中でも主人公クラスが死ぬことの考察本。リアルタイムに見ていないものであれば、マンガ版「タイガーマスク」の最終話(伊達直人が死んで、タイガーのマスクをどぶ川に捨てる)、「アストロ球団」の名脇役(大門、バロン森)の死が印象に残る。

リアルタイムで読んでいた週刊少年ジャンプでは、キャラクターが本当に死ぬパターンと、蘇るパターンに大きく分かれる。死ぬ方としては、例えば「北斗の拳」の南斗水鳥拳のレイ、雲のジュウザ、南斗白鷺拳のシュウあたりが私は印象的。また、人生賛歌である「ジョジョの奇妙な冒険」もちゃんと死ぬマンガで、ウィル・A・ツェペリさん、花京院典明、(途中でキャラ変した)シュトロハイムなどがいる(もっと大勢死んでいるが)。

かたや蘇るパターンは「リングにかけろ」が最初なのかな。その後「ドラゴンボール」「ダイの大冒険」「キン肉マン」などを経て、その最終形態「魁!! 男塾」では死の大安売りとなり、三面拳あたりは全員3回死んで、すべて蘇っているようである。「知っているのか雷電」は有名な作中のセリフであるが、「生きていたのか雷電」はさすがに無いみたいだ(あるとばかり思っていた)。

真面目に私が一番印象的なのは、ガッチャマン最終回におけるコンドルのジョーの最後かな(しかし、のちにサイボーグとなって復活…)。

■「シラグサの公式 ペリーローダン726」フェルトホフ、ヴルチェク
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20241223最近読んだ本

2024-12-23 23:11:07 | 読書
■「江戸川乱歩トリック論集」江戸川乱歩
トリックを抽出して思いっきりネタバレ紹介してしまっているので、素人は読んじゃダメ。カクテルブックのレシピのごとく、それを読み解けない人にとっては多分面白くないはずだ。

■「つむじ風のスープ」森博嗣

■「酒のほそ道56」ラズウェル細木

■「山口瞳の行きつけの店」山口正介

■「京の路地裏案内」らくたび文庫

■「酒の穴エクストラプレーン」パリッコ、スズキナオ
「はじめの一歩」調で酒を飲んだらどうなるのかというくだらない話がいい。

■「涼宮ハルヒの直観」谷川流
一種の特殊設定ミステリなのだが、作者のミステリ愛は良くわかる。シリーズ途中から突然読んだため、キャラクター設定が良くわからなかった。

■「よろずを引くもの」西條奈加

■「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」笛吹太郎
「黒後家蜘蛛」的愛すべき作品集。

以下、図書館の1冊。
■「幻想温泉郷」堀川アサコ
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忘年会(7)

2024-12-21 20:27:10 | 飲み歩き・すすきの周辺
自分で開催する忘年会を除いて、おそらくこれが最後の忘年会である。集まるメンバーは私の初めての仕事(約35年前、数年がかりの大プロジェクトだったのよね)のメンバーである。体調が悪いとか「もう行けない」という人も増えてきて、結局14人が集まったのだが、私が下から2番目の年齢という恐ろしい高齢者集団なのだ。

時には仕事の合間に温泉に泊まりに行ったこともあるのだが、それも大変だろうということで、土曜日のすすきの集合となった。札幌在住でない人もいるため土曜日開催なのである。しかし皆さん「すすきのに来るのも何年ぶりだ」という人続出で、道に迷いそうになったとか。

食べたものは以下。しかしながら、高齢者ぞろいのため、食べきれない人が続出。私は若い方ではあるのだが、何とか自分の分は食べきった。
・先付(北海しま海老、れんこん金平)
・海鮮盛り合わせ(刺身はまずまず良かった)
・和牛つくね、きたあかり串
・はたはた一夜干し(かなり立派なサイズで、身離れもいい)
・豚串、砂肝串
・和牛ローストビーフ、蕪のスープ
・鶏串、ぽんぽち串
・さんまのまんま(サンマの焼き寿司)

飲み物はビール、レモンサワーから日本酒へ。各種地酒も飲み放題に含まれており、私は麒麟山ともう一つ新潟の酒を飲んだ。

この後、基本的には解散だったのだが、まだ行く人たちもいるみたいだ。私もさすがに勘弁してもらい、どこにも立ち寄らずに帰る。まあ、盛り上がった。この会合は、また来年も開催されるであろう。

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20241221ギャラリー巡り

2024-12-21 16:22:08 | 美術・アート
本日は資料館→大丸→エッセ→富士フイルムの4か所。想定と違って、あまり行けなかった。

夜の会合の関係上、昼前になってから外出。



■ギャラリーエッセ「未完の大器Vol.13」。良い作品もあったと思うが、何しろ人が多くて見づらい。

最後は札幌市民交流プラザの図書・情報館で休憩。どうも腰が痛い。
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本を買う日

2024-12-21 15:33:14 | 読書
私は年末になると、ボーナスから1万円、1年間ためた紀伊国屋ポイントをすべて拠出して正月休みに読む本を買うのである。但し、今年は先に買った本が渋滞しており、全部は読み切れそうにない。

先に新古書店に行ってから、紀伊国屋札幌本店へ。収穫はマンガ1冊、本10冊、それから来年用の手帳を購入。手帳はとても高いので(ものによっては2000円超えるのだが、1年間みっちり使う道具だと思えば安いのか?)、小さめのを購入。



紀伊国屋ポイントは5710円分あったので、全くお金を使いきれずに終わる。まだ12月分が出ていない文庫会社もあるので、もう一度買いに来るか。

以下、追記。
12月21日に再度所用があって紀伊国屋へ。こちらで単行本を2冊買うが、本も高くなったなあ。庶民の娯楽から離れつつあるとみるか、この値段で世界を巡れると思えば安いものか。

その後、大通の大きな本屋さんで文庫本を3冊購入してから、某会合へ。

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ネパール料理とは

2024-12-21 12:35:35 | 食べ歩き
しばらく前からインド料理で一杯というのを何度か実行しているが、もう少しいろいろ試してみたい。世の中のブログ記事を見ると、東京(大久保あたり?)では、インド・ネパール料理で相当飲めて、なおかつ過当競争のせいかビックリするほどお安い値段設定の店もあるのだ。

調査の結果、札幌でその値段は無理なようだけれど(競争が無いのね)、西11丁目のネパール料理「N」に行ってみることにした。土曜日の12時頃だが、先客ちらほら、後客ちらほら。とりあえず様子見でカウンター席へ(但し、ちょっと寒かった)。

注文は、本日のカレーというのもあるのだが、やっぱりバリエーションに富むダルバート(豆+ごはんの定食という感じ)であろう。そして、ついでにデュワーズハイボールを頼んでみた。



それほど待たずにダルバートが到着。写真を見る限りとても量が少ないんじゃないかと思っていたのだが、器がでかくて、それなりの量がある(ご飯は普通盛りにした。少なめ、多めも選択できる)。基本的には「全部混ぜて食べてください」ということなのだが、どう考えてもいきなり全混ぜはないよね。



右上のチキンカレー(ポークカレーも選択できる)はかなり辛め、そしてその左のダルスープ(豆のスープ)は味噌汁に例えられるだけあって、マイルドで優しい味。それからオクラとジャガイモの炒め物がついている。

後は手前にきて大根、小松菜、トマトのアチャール(全部アチャールじゃないかも)、きゅうりとジャガイモのヨーグルト和え、そして真ん中のご飯はインディカ米ということで、大変結構である。ご飯を広げてみるとそこそこの量があり、そこにチキンカレー、ダルスープと徐々に混ぜながら食べる。最終的にはアチャール類も全混ぜにして食べる。ネパール料理といっても、正直なところインド料理とあまり区別がつかないのだが(油が少ない?)、食べ方の好みとしては、やはり少しずつ混ぜながら食べ進むのが良いかな。

ちょうど食べ終えたところで満腹となり、良いダルバートであった。ポークカレーも試してみたいのと、ヘルシー昼飲みコース(1時間飲み放題付き)にいつかチャレンジしてみようかな。昼から飲み放題というのもあれだが、飲み物の値段がそこそこするので、3杯飲めば元が取れそうだ。

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20241220ギャラリー巡り

2024-12-20 14:20:33 | 美術・アート
今日の主目的はギャラリー巡りではないので、たまたま通り道になったところを最低限見て行こうということで、三越→さいとう→らいらっく→ART SPACE→大通の5か所。

■三越ギャラリー「Geoffrey Bouillot Artefact」。フランス生まれの画家展。古代の歴史的遺物をモチーフにして、メタリックな表現で描いた絵画の展示である。あまり見たことのない作風で、ちょっと面白い。

■さいとうギャラリー「ゆく年くる年 ’24-’25展」。今年も泉修次のおみくじ作品を期待してきた(期待しすぎたせいか、作品名をメモって来るのを忘れてしまった)。結果は写真の通りだが、毎年書いているように私はおみくじどころか、「運が良い、悪い」といったことも信じていない。



■らいらっく・ぎゃらりい「菱野工房展 2024」。菱野史彦の作品は何度も見ているが、菱野亮子の作品は初めてかも。会場がちょっと狭い感じがするが、小品もなかなか良くて見入ってしまう。

■北海道文化財団アートスペース「駒澤千波個展『はじまりの音』」。平日となると、ここに来なくては。
「あいうえお」:あかさたなの五十音25文字が描かれている。近くに寄ってみると、例えば「あ」であれば、アイスクリーム、飴、アヒル、アリ、雨が描かれている。





「インコインコインコ」:整然と並ぶインコ。最初は金魚かと思ったが、色が違うか。



「Lake Toya Beer」:ほお、こういう名前のビール醸造所があるんだね。



というところで軽めに終了。
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平日の昼食

2024-12-20 13:20:24 | 食べ歩き
本日は所用があって街中に出てきた。せっかくだから本当は平日ならではのランチが良いと思ったのだが、急に腹が減ってきて中華の「OS」に飛び込んでしまうことになった。まあ、食べたいものもあったからいいか。

平日の昼時、混雑しているだろうなあと思ったら、2人がけ席の端に座ることができたので、良かった。まずは回鍋肉、餃子を注文。



これらをつまみに紹興酒の燗したのを飲む。ちょっと寒いからなあ。



で、締めにこの間テレビで見て気になっていた天津飯・京風ダレ (しょう油あん)を注文。関東圏では甘酢味だが、関西圏では醤油あんの味で、そりゃもう全然違うみたいな話をしていたので、食べてみることにした。しかし、そもそも、天津飯っていうのを生まれてから数えるほどしか食べたことがないよな。



で、味はまあ想像する通りのものだった。別に悪くはないけど、そんなにビックリするほど美味いわけないよな。

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ゼロ次会&忘年会(6)

2024-12-19 21:41:00 | 飲み歩き・すすきの周辺
忘年会の前にすすきののバー「C」へ。1杯目はいつものウイスキーソーダ。



2杯目は先日から入荷している天然柚子を使って、柚子ギムレット。これは味わいがすっきりしており、何となく和風の感じもあり、実に美味しい。



じゃ、2杯飲んだところで忘年会に行きますか。ということで、歩いてわずかに1分、居酒屋「MM」へ。所属する組織の忘年会なので、いわゆるこれが一番忘年会らしい会である。組織の業績はまあまあ好調であり、現時点では混迷している仕事もなく、皆さんの顔は割と明るい。

さて、食べたものは、
・出来立て豆腐(ほんのり温かくて、これは結構)
・お刺身3品盛り(本マグロ・かんぱち・サーモン)(鮮度悪くない)
・蟹ふんわり揚げ
・道産豚の室蘭焼き(ちょっとこってりしたものが食べたくなった時に)
・鶏つくねの柚子鍋と〆のゆず風味だしうどん
・サーモン、かんぱちにぎり寿司
・ゆずアイス

というところ。飲んだものは、ビールでスタートしてから、白霧島、黒霧島、こい麦、喜界島をいずれもロックで。日本酒のバリエーションはあまりなかったが、焼酎のバリエーションが豊富でよかった。

会合を終えて「カラオケ行くぞ」などという声も聞こえるので、年寄りはそっとフェードアウト。混雑しているであろうすすきの駅を避けて、大通駅まで歩いてから地下鉄に乗って帰宅。

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結果的に体調は良くなった

2024-12-18 19:00:36 | 飲み歩き・琴似界隈
昨日は深酒をしてしまったせいか調子が良くない。勤務先のフロアで咳き込んでいる人が結構いるため、何かに感染したのか、単に体調が悪いのかが分からず、心配になってくる。

仕事終了後、琴似に戻り、今日は外で夕食を取っていくかということで、インド料理の「MD」へ。体調が良いのか悪いのかがまだ分からないが、ちょいと一杯やるかということで、ハイボールスタート。



これは硬え~~(アルコール度数が高いということ)。強力なハイボールを飲んで腹が減ってきたところで、クチュンバルサラダが到着。おっと、いつもと風貌が違うね。



私はこのサラダの主役が大根だと思っていたのだが、今日は葉物野菜とキュウリが目立つ(大根は入ってなかった)。そして、いつになく今までで最高にスパイシーだ。このシェフによってなのか、日によってなのか、微妙に料理の仕上がりが違うというのはそういうものだと最初から認識していると面白いね。

続いてメインのチキンティッカが到着。今日はいい感じに汁気があるぞー。



それからつまみにもってこいのシシカバブ。これがこのサラダ添えで270円だから、素晴らしいよね。



今日はシシカバブもちょっとスパイシーさが強くて、食べているうちに私の体調はすっかり良くなっていくのであった。

よし、今日も満足であった。
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