今朝のニュースで、陸上自衛隊のイラク人道復興支援の最後の隊員が完全撤退し、隣国のクエートに移動したことを報道していた。 いつテロや部族集団から襲撃されるか分からない地域での長期間の活動で、若干の事故などでのけが人は出たものの戦死者を一人も出さずに今日を迎えられたことは自衛隊(あえて軍隊と表現しよう)という戦闘集団としては考えられないほどの成果である。 自衛隊員が電気工事や水道の整備など本来の任務とはかけ離れた仕事につき、日々襲撃などの恐怖に脅かされたことを考えると本当にホッとしている。 軍隊では戦死のことを損耗と表現するが損耗率0%など到底考えられない数値である。 これを成就して当たり前と思われる自衛隊は本当に大変である。 ニュース報道としては「畠山鈴香の彩香ちゃん・豪憲君殺害」続報のほうが大々的にされており、その程度しか思われていないのかと思うと本当に悲しくなる。 北朝鮮の非常識なミサイル発射事件も国民一人一人は「別に何てことはない・・」そう思っていることが寒々しく感じるのである。 もう少し目を開いて真剣に日本の将来を考えた欲しいものだ。