そもそもももにとって時間の連続性などというものはどうでもいいことで、
その場、その場を気持ちよく、その時、そのときを楽しく過ごせれば良いのです。
その為の手段を常に模索している訳です。
しかし、宅急便が来ると吠え、郵便配達が来ると吠え、その都度思考が停止して、
今まで何を考え次に何をなすべきかについて考えてきた、蓄えてきたそのものが一瞬にして霧散するのであります。
このことは私個人としては非常に無駄で有って、時間の連続性を台無しにする様に思えるのですが、
そもそもももにとっての時間の連続性は前に吠えた時から今吠えた時までのせいぜいこの程度の時間でありますし、
そこで得た結論そのものの有る無しさえ無いのでありますから、
いたって平穏無事なのでありまして、
そう言った中では一向に無駄の概念など発生しないのです。
この概念は色即是空でありまして、
これをももは一声と言いますか、ひと吠えで私に諭すのであります。
いわゆる ワンタイムであります。
その結果わたしに少しの癒しを与えてくれている訳ですが、
そのことについてもももとしては意識の外なのであります。
お分かりいただけますでしょうか。