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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

志摩の猫

2012-03-01 23:54:00 | ブログ

Cats_in_shima


 昨年暮れのこと。写真集「志摩の猫」のカメラマン、中村愛之さんが逝去された。年明けて、訃報をきき呆然とした。言葉が見つからない。普段から壮健で、穏やかであるが颯爽としたカッコいい人だから信じられない。痛恨の極みである。


 遺作となった写真を数葉お借りしてきた。「中村愛之写真集 志摩の猫」は、2006年に刊行され、次作を期待され、ご自分でも「今年あたり…」と、意を決しておられる矢先の急逝だった。


「密かにブログ発行を目論んでいたようです」

と、奥さまは語られれたが、ノートにびっしりと達筆で書かれた文字が、ぼくには霞んで見えた。


 いつも、いつも、好い人に去られてしまう。あのときもっと話しておけば…、の悔いが残る。ご遺族はもっとつらいだろうに、これはぼくのエゴか。




久闊を叙したく…

2011-10-01 23:44:00 | ブログ
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ろんぐ・たいむ・のーしー。

ありがたいことに無事でいる。お医者様の、

「食欲は?」

との問診に対し、無芸大食とは好く言ったもの、

「ブレーキをかけたいほど旺盛で…」

と、お答えするほどにご機嫌で過ごさせてもらっている。まことに芸のない話だ。

 

もっぱらの関心は、地震である。

3月の「東日本大震災」以来、被災地の皆さんのご苦労をしのび、思いを馳せ、今夏は授業以外のオフタイムにはエアコンを使わず扇風機だけで凌いだものである。

それでも痩せず、どころか、ますます…巨乳になっている。

なってこったい!

 

教室には、高校の先輩である、地学の先生が週一で通ってくださっている。2月22日にニュージーランドを襲った地震直後、

日本でも無縁ではありません。
日本の宮古、宮城といったところに
起こる可能性が大です。

こう予言された。

そして、3週間後、まさに宮城と茨城沖を震源地に地震は起きた。

だって、そうでしょう。
距離は離れていても同じプレートに
立っているのですから。

同じころ、同じ学び舎、同じ地学の先生の教えを受けながら、無駄に授業時間を過ごした報いは、大きな差になって返って来た。まさに自業自得である。

大きな盥に水をはって片方に衝撃を与えたら、
その反動で、反対側も無縁では無いでしょう。

震災直後の3月の話を思い出しながら書いているわけだから、記憶にあやふやな点があり、先輩が語られた言葉を正確に伝えられない。文責はぼくにある。が、ざっくり言って、こういうお話だった。

千年に一度という災厄が現実に起こった今、

東海、南海、東南海地震は一年以内に発生する

とは、誰しも否定はできないはずだ。だから、異常に暑い夏の間、ぼくは必死で有事の際の避難場所を探し求めた。

それに資する働きをしてくれたのが、

三重県地図情報サービス Mie Click Maps

である。三重県ぐっじょぶ!

「住所検索」から自宅の住所・番地を探してみよう。見つけたら、左上の目盛を「+」いっぱいにおあげてみよう。あなたのお家の標高が一目瞭然だ。

参考までに、ここは志摩市役所付近。もし万が一天災に見舞われれば安心できない。たかだか標高10メートル程度で、英虞湾から押し寄せる津波にはひとたまりもない。

いざ地震とあらば、頭を保護し、火を止め、揺れている間を過ごし、揺れが止まったら落下物を注意し外に出、ひたすら高み目指して逃げる。ぼくが日ごろ心がけるシミュレーションだ。

 

最後に、先輩のホームページとブログを紹介する。先輩についての紹介は、また別の機会とする。

伊勢すずめのすずろある記……ブログ
伊勢志摩・おもしろワールド…HP


三重県地図情報サービス Mie Click Maps





Caps Lock

2008-01-05 23:40:55 | ブログ

 キーボードの入力がすべて大文字になってしまったぁ! ホームページのURLの小文字が打てない。

 電話で質問があった。

 「Caps Lock」がかかってるので解除しよう。「Caps Lock/英数」というキーを探してからSHIFTキーと一緒に押そう、で解決した。

「ほらランプが消えたでしょう」

 日ごろ何気に使っているキーボードもいったんへそを曲げられたらどうしようもない。ローマ字入力なのに急にかな入力に変わってしまうこともよくある。

「なんもしてないのに…」

気持ちは分かるけど何かを押したからそうなるのであって…。復旧の方法を普段から覚えておきたい。

  • 「CTRL」を押し続けながら「Caps Lock/英数」を押す。
  • 「SHIFT」と「CTRL」を押し続けながら「カタカナ・ひらがな」を押す。

 

 英語の勉強を続けるAさんからDVDの英語音声をCDにして通勤時のカーステレオで聞きたい、とお尋ねがあった。著作権の問題がある。

「DVDの音声」

で検索かけて理解を深めるようお勧めした。もったいぶってるのではないことをご理解いただきたい。

Kanban_01  ヴェル・ヴァーグ・ヴィアンフェといえばパスタが美味しいフレンチ・レストラン。お隣さんである。シェフが手作りで看板を作った。年末の慌しい時期、最後の休みをつぶして自分でカッティング・シート貼ったものだ。カッティングももちろんシェフの手による。

Kanban_02  予約のために名前を教えて、とよく電話をいただく。フランス語とかイタリア語って発音がむずかしい。、もちろん意味だってよく分かってない。

「ヴェルは可愛いとか美しいだろ。ヴァーグはヌーベル・ヴァーグの新しい波の波だな。ヴィアンフェはベネフィットから来てるんじゃないかな。恵みじゃないかな。」

 浅学のぼくに面倒がらずに、さらっと教えてくださったT先輩が年末に亡くなられたと聞いた。誤報であって欲しい。


ブログ・デビュー

2006-08-01 18:06:49 | ブログ
 

 お隣のフレンチ・レストラン、ヴェル・ヴァーグ・ヴィアンフェのシェフがブログを開設した。家庭料理からフランス料理まで、英知に富んだ人なので、奥深い薀蓄が披露されることだろう。

ヴェル・ヴァーグ・ヴィアンフェ

 ジェノバのソースに隠されたシェフの秘密などそのうち書いてくれるかも知れない。料理に興味をお持ちの方はリクエストしてみるのも一興かと。


中村愛之写真集「志摩の猫」

2006-06-15 23:50:59 | ブログ

Shimaneko  阿児町神明在住のアマチュア・カメラマン、中村愛之さんが、写真集「志摩の猫」を自費出版された。この5年ほど志摩半島各地を巡って撮り貯めたモノクロ写真の集大成だ。

 伊勢志摩の風土に根ざして強(したた)かに活きる猫たちは、もちろん氏のライフワークたるテーマだが、志摩半島の風景の中に見事に活写されている。

 それにしても、猫たちの小憎らしいまでの傍若無人さよ。氏が撮影する猫たちは、変幻自在、融通無碍、縦横無尽…という表現がぴったりで、可愛らしさはいささか影を潜めている。愛猫家たちが求める写真集とはあきらかに毛色が違う点だ。しかし、漁師さん、お百姓さんたちと絶妙に共生している彼らの姿は、どことなく愛嬌があり、なぜか憎めない。猫を当然のように受け入れた生活が生み出すゆとりなのか。人々は志摩の自然がもたらす恵みを猫と分かち、猫たちはさりげなく美しい光景のなかに解け込んでいる。微笑ましく、麗しい姿である。

Shimanekommihiraki 私たち、志摩の人間からしたら見慣れた光景かも知れない。そこに猫を配置するだけで、たちまち異なる景色に変わる。たとえば港で大量の魚が水揚げされるや大漁の喜びは猫たちにも伝わる。ほら、新たなドラマの始まりだ。この瞬間こそ中村さんシャッターチャンスであり、猫たちに寄せる思い入れが我々に伝わる時なのだ。

「猫ってね、縛れないんですよ。人間の思惑を超越した世界に住んでいるんですね。そこが面白いし、惹かれるんです。」

と、なぜ、犬ではなくて猫なのかを尋ねたぼくに、中村さんは語ってくれたことがある。

 実は、氏より、ぼくは奥さんとのお付き合いの方が長い。犯罪的とさえ言える年齢差のご夫婦で、奥さんはいつもご主人を立て、寄り添うようにして付き従っている。その姿は羨ましさを通り越して見とれるばかりなのだが、ハタと気づいたことがある。

「そうかぁ、S美さんは犬型だとばかり思っていたが、実は猫のようにヤンチャやったんや!」

 この写真集は定価は3,300円(郵送料込み)だが、残念ながら書店では求められない。下記まで、電話かファクシミリで問い合わせて欲しい。もちろん、教室でも受付は可能である。

Tel & Fax (0599)43-5469
中村愛之(なかむらあいし)


コシハラって波のサイズ?

2006-06-12 19:33:40 | ブログ

 今はママ業に専念してるM嬢のOL時代のこと。夜明けとともに家を出て、ひとしきりサーフィンを楽しんで、それから伊勢まで出勤していると聞いて驚いたことがある。

 びっくりしたのは、およそスポーツとは縁がない深窓の令嬢と思い込んでいたから…、ばかりではない。町には隠れたアスリートたちがゴロゴロしていて、嬉々として楽しみ、黙々と打ち込んでいるという知られざる事実にである。

 確かに、海辺に育ち、子どもの頃から泳ぎは達者な人が多い。それに、サーフィンで有名なスポットにも恵まれている。よほどいい指導者がいるのだと思う。

 これだけ海を身近に感じる環境の中で、競泳で、しかも五輪に出場できるほどの有力な、地元出身の選手というのは聞いたことがない。競泳選手はプールが作るのかも知れない。それに引き換えサーフィンだが、都会から来る人のスポーツとして位置づけられていた初期からみると、いつの間にか地元の青年たちを巻き込み、虜にし、若者のスポーツとして高い人気を得ている。競技の魅力もさることながら、その面白さを伝える人材が豊かだったのではなかろうか。

 我が家でも、夜勤明けをものともせず、いそいそとボードを車に運ぶ長男の姿を見受けるし、次男だってショッチュウ携帯で波の高さを聞いている。付いてこうとするぼくに返す、言い草が気に入らない。

「父さんは年齢的に無理やから、無茶せんと家に居りない!」

 で、もっぱらネットサーフィンでモモ・ムネの女性にうつつを抜かすことになる。

 さて、都会育ちの青年は考えた。

「往復の時間と労力がもったいない。毎日どころか、毎朝毎晩、波乗りができる方法はないものか」

 彼が考え抜いた究極の選択は、

「地元に住み、地元に就職する」

であった。そして、お嫁にしたいと願う彼女を説得した。かくして、頭にコンテンツのいっぱい詰まった彼は、週に一度、ぼくの隣でEXCELに励んでいる訳だ。寡黙、真面目で、ひたむきな好青年は何かとぼくに影響を与えてくれる。その彼がブログを発信した。

いい波ノリノリ!

 サーフィンというキーワードだけではくくれない、豊かな男の日常だ。


志摩市の医療危機

2006-06-08 23:36:07 | ブログ

 かって拙ブログにおいて、自分の住む町に総合病院があるという僥倖(ぎょうこう)について書いた。

2005年10月14日 (金)
この町に生まれてよかったこと
2006年2月28日 (火)
私財を投げ打って…

 なぜ幸せではなく僥倖と表現するかというと、その成り立ちが極めてきわどかったからである。僥倖とは、

思いがけない幸い。偶然に得る幸運

の意である。

 大正末期から昭和初期にかけ、充実した医療機関が欲しいという悲願は地域全体の切なるもだった。それを可能にしたのは、私財を投げ打ってでも果たしたいという固い意志を持った方々が存在し、挫(くじ)けることなく全うしてくれたおかげなのだ。綱渡りのような出来事だ。

 その三重県立志摩病院に異変が起きている。

産科の廃止が決定しそう

なのである。

 ブログohgiの我おもう続・我おもうが詳しい。

 地域あげて反対署名活動を展開したのは言うまでもない。

 だが、たとえ決定したからといってあきらめるべきではないし、署名したからそれで終わりでもない。今後も、いやこれからこそが正念場だ。ぼくたちの切実な声を関係機関に訴え続けるべきである。

 ネット時代である。三重県の公式ページには、「あなたの声が新しい三重を創ります」という、「県民の声」のページがある。ここにできるだけ多くの人に書き込んで欲しい。また、三重大学への訴えも忘れてはいけない。大学の公式サイトの下部に「お問い合わせ」のアイコンがある。クリックすれば、「ご意見・ご感想・ご質問」の記入フォームが開く。

志摩から産科を撤退させないで
の声を多く寄せようではないか。

 毎日新聞の、「三重大医学部:産科医「山田赤十字」に集約 県立志摩病院に打診 /三重」記事を読んで感じたのだが、山田赤十字病院がそもそもの根っこのような気がしてならない。

 集約という形をとらず、これまでのような分散型が、伊勢志摩においては立地上もっとも望ましいという意見を、日赤にも忘れずに届けたい(電話もしくは書簡でしか駄目なようだ)。タウンページを見る限り、伊勢(周辺も含め)には、個人の産婦人科・産院が10近くあり、志摩は0なのだ。この現実を恐怖心をもってアピールしたい。訴えは継続しなければならないし、多くの声が必要だ。


宝くじは当たる!

2006-04-01 16:45:44 | ブログ
 ながらく不思議に思い、ぼくの中でくすぶっていたことの一つに、「宝くじ」があった。平成11年だったか、前後賞合わせて3億円という、とんでもない高額の「ジャンボ宝くじ」が登場した。でも、ますます疑問が渦巻くばかりだった。いくら大きな額になろうと、
果たして当たる人がいるのか?

だって、考えてもみて欲しい。ぼくの周辺で、宝くじで当てた、という人は寡聞にして聞いたことがない。あなたの回りではいかがだろうか。

「どう?」

実際に、ご存知だろうか? ただ、ぼくの周辺に強運の持ち主がいないだけなのか。

 ぼくが「宝くじ陰謀説」を唱えたのはそういう経緯からだ。売上として莫大な金額が吸い上げられるものの、それはすべて国庫にプールされ、危うくなった国家予算に補填される。きっとそうに違いない。疑心暗鬼はいつしか確信となっていた。

 ここで冒頭の一文が過去形であることに注目して欲しいのであるが、実は、もう一つの説に気づいたのである。それは、実感したと言うのが正しい。

 もし、宝くじに当たったとしたら、それは信じられないほど莫大な金額である。

うかつに他人には喋れんわなぁ…

 防犯上の理由ではない。周囲に無用の波風をたてるのを怖れるからだ。人の視線を考えてみれば分かる。哀しいかな、嫉妬やひがみのまなざしが痛いほど突き刺さるはずである。また、勧誘と称してありとあらゆるものが殺到するであろう。まるで人生が一変するのである。

 いや、嘘ではない。誰だって自分の生活のリズムは壊したくない。この7年というもの、ぼくはひたすら隠し通して生きて来た。まるで世捨て人のように。だから、ある人から、

「あなたの、生活に困ったような顔は一度も見たことはないですなぁ…」

と指摘されたときは、かなりビビったものである。それ以来、ますます自重することにした。ぼくは小心者である。

 あなたに大切なことをお話しておきたい。これから、ぼくのによう宝くじを当てた場合のコツのようなものだ。

宝くじは当たるものであり、万が一、当たった場合、隠した方がよい。

 大金を懐にしつつも、他者と仲良く暮らすには、強い意志と、ほどよい忍耐が必要であると、4月1日にあたり、アドバイスを贈りたい。


重いぞ、ブログ人

2006-03-24 23:27:17 | ブログ

 シマンテックからのメールによると、「Winny 検索ツールの配布」をしているとのこと。このお道具は、

実行された PC 上のディスクを検索し、Winny が起動しているか、Winny のプログラム本体がディスク上に存在しているのかを調べるツールです。 プログラムの検索には、ウイルス検索と同様、ファイルのシグネチャを用い、ファイル名等が変更されていたとしても、プログラムの本体及び、起動しているプロセスの検出を行なうことが可能となっております。
 お客様の環境で、Winny が導入されているか分からないなどお困りの場合にお使いください。

とのことである。

 パソコンを他人に貸したことがある、だとか、自分以外の人と共有して使っている場合など、同ページの最下部にあるリンクをクリックしよう。ダウンロードできるから、試してみよう。週末のちょっとした時間、安心を得るのも精神的に有意義なのでは…。

 メインテナンスが先日終わったばかりだというのに、このブログ、重くて、遅くて、記事発信に時間がかかりすぎる。したがって、今日のタイトル、急きょ変更である。お仕置きである。帰宅が30分も遅れてしまったではないか。