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今年の夏、どれだけのデータが飛んだことだろう。
幸い、ぼくのことではない。
突然の駆け込み、「SOS」で飛び込んで来られた人たちの多かったこと。長時間の作業後、「上書きしますか」のメッセージに、間違って「いいえ」をクリックしてしまったのならともかく、これはご本人ののミスなのだから。これはこれで、震災、放射能漏れどころ騒ぎであるまいが、哀しい。
でも、自分のミスでなく、突然、電源が落ち、
- 大切な子どもの成長記録「アルバム」が飛んだ
- 仕事のデータがどう捜しても見つからない
- 半年分の帳簿が消えた
なんてのは、悔しいを通り越して呆然とするしかない。でも、ご本人にしたら一大事だ。
原因は、「熱暴走」がほとんど。
- ノートパソコンの異常に熱かった
- 埃が立ちやすい環境だった
- 直射日光が当たる場所に置いていた
これに気づかなかったのが惜しまれる。が、後の祭りだ。
真珠さんは、「弁当箱」と呼ぶ外付けハードディスクを用意した。大容量2TBで10K円ちょっと。熱対策としては万全のファン付きのバッファロー製にした。これで寿命が格段に延びる。
KIYOさんも姪っこさんたちの思い出がいっぱい詰まった弁当箱を用意している。
弁当箱は確実だが大層なイベントになる。それに引き換えUSBフラッシュメモリなんぞは手軽だが、壊れやすいし、失くしやすい。胸ポケットからぽとりと水の張った洗面器に落ちた時には泣いた。それだけでダメになった。後になって充分乾燥させた後使えばショートさせなかったのではと悔やんだ。
今回のエントリには、「あとの祭り」とか「喉元過ぎれば」のタイトルがふさわしい。でも、もっと簡単な解決策を見つけている。
それは、「クラウド」。
教室では、「SugarSync」と「Evernote」を推奨だ。
保存するのも簡単。これは便利な使い方も含めて教室で説明したい。
さらに、昨日のメールで、「Yahoo!ボックス」の存在を知り、さっそく加入した。これだけで雲の上に100ギガバイトほどの「大広間」を確保したことになる。しかも、無料というのが素晴らしい。
素敵だが、ショボイ、セコイとか言わないようにしよう。