hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

SO MANY STAR

2006-09-29 22:57:39 | 音楽

 これが300本目の投稿になる。昨年3月より始めて、挫折することなく、細々と継続できていることに、まず自分が驚いている。これも皆さんの励ましがあってのことだし、続々とデビューしてくれた仲間たちのおかげでもある。己の恥を晒すようで気色悪くも感じたものだが、耐え忍ぶだけでなく好意的に読んでくださる皆様に感謝するばかりである。存分に温もりをいただいてる。

 長男がいつもぼくを励ましてくれる言葉を反芻する。

「ええことやなぁ。これからも続けたいなぁ」
「うん、そうやなぁ、そうしたいなぁ…」

 今日ことのほかご機嫌なのには訳がある。今岡って凄いヤツだ。代打で登場。二死満塁で走者一掃の二塁打で4点差に広げてくれた。負けられない一戦で、ここ一番の抜擢に結果で応える勝負強さ。見習いたいものである。これで9連勝、首位とのゲーム差を2に縮めた。マジックが出たからといって諦めることはない。明日以降を考えなければ、最高の夜である。明日、明後日と一つずつ勝ちを続ければよい。追う立場の強みを発揮して欲しい。

 魔法の友だちさんが、手づくりのシフォンケーキにリベンジしたと届けてくれた。ただでさえ多忙の身なのに、子どもたちのために時間をつくり、骨身を惜しまない不屈の精神に感動する。

「大成功ですぞ!」

 教室からは、サラ・ヴォーンの「SO MANY STAR」が流れる。セルジオ・メンデス作のバラードの名曲だ。


清涼な風に吹かれて

2006-09-28 23:06:55 | 音楽

 「カレイシュー」、「鹿のふん」と、ここんとこ拙ブログは少し香ばしい。このあたりで、爽やかで、清清しい風を送らねば、と考えておった矢先、永遠のジーニスト・KIYOさんがブログ・デビューしたとの知らせがあった。清涼な風に吹かれるようだ。

 彼女の素敵なところをあげると切りがないが、阪神ファンであることが、まず凄い。と、まあ、これはネタ。

 プロダクト・インダストリーの中核となるデザイナーとしてのキャリアはもちろんブログのテンプレート選びでも発揮されている。例えば、マリアージュ・フレールを紹介してくれるといった具合に、進取的で柔軟な感性と趣味のよさは群を抜き、また、物静かで落ち着いた物腰ながら、言葉を濁さず、本質に向き合う能力に優れている。ファッション感覚にも優れ、自分はもとより他者をも引き立たせるなど縦横無尽、顕在はおろか潜在する底知れないパワーを秘めている。

 こう書いてきて、教室の皆さんと共有する通奏低音に気づく。アピアランスはフェミニン、中マッチョの部分も…。ぼくは言葉を濁してる。

 さて、その彼女のブログだ。kiyoワールドにひたって欲しい。

kiyoのクロゼット

Pizza  ぼくのペット、高校生のセレンディビティ(舌を噛まないように)のママが、手製のピザを持って来てくれた。彼女は料理の達人、好みがよい。1ピースで終われないから、辛い。残してくれた2ピースを恨めしげに眺めながら、O Brother, Where Art Thou?を聴く。たぶん手が出てしまう…だろう。

O Brother, Where Art Thou? O Brother, Where Art Thou?
価格:¥ 1,712(税込)
発売日:2000-12-05


鹿の…

2006-09-27 23:59:00 | 音楽

 人妻女子大生、Ohgiさんが長い夏のスクーリングを終え、教室に戻って来てくれた。

「お疲れ様ぁ!」

 仕事と家庭の両立を上手にこなしながら、さらに学業に励む姿には頭が下がる。活力のひとである。専門科目で苦しみながら、キャンパスライフも存分に謳歌している。

 その彼女が、

「お土産です」

と、手渡してくれたのが奈良名物、「鹿のふん ふんふん チョコだんご」。何でも大和八木駅での時間待ちの間に買い求めてくれたとか。彼女とは笑いのツボを共有するから、歓んでいただいたのは言うまでもない。

 サユリストのぼくは、

「フンフンフン、鹿のふん」

が歌える。

Shika


カレイシュー

2006-09-26 22:57:28 | 音楽

Horikawa  ぼくたちの日常にとって芳香はとても大切だ。かほりと表わしたくなるほどの好い匂いは、ストレスを和らげ、砂漠のオアシスのように心を癒してくれる。ふと嗅ぐシャンプーの薫りやシャボンの残香、センスのよいコロンの余香など教室はいつも優しい香気に包まれている。

 バジルやミントなど路地植えのものを運んでもらったこともある。また、最近では、マリアージュ・フレールという素晴らしいフレーバー・ティーや、ベルギー製のゴディバの珈琲に接する機会を得た。柄に無く、香りづいている昨今である。

 芯から痺れるような疲れを覚えるとき、いただいたお香で教室に満たす。自分への褒美である。「芳輪 堀川」は、白檀の甘みを強調したまろやかな香りがして、ぼくには最高の癒しとなる。

 デューク・エリントン楽団を聴きながら、お香を楽しむ。このアメリカのジャズとあまりに日本的な芳香との取り合わせが興に乗り、今、マイ・ブームなのだ。

 そうだ、香りで思い出したことがある。

 ぼくの眉の白髪を抜いてくれたり、「肩を揉め」「揉まない」でそれこそモメたりと、唯一、恋人接近を許される女性が娘である。もっとも肩揉みするのがぼくの方、とオチがつき、さらに、それさえ恩に着せてくるのだが…。

 それでも、時として口論になるときがあり、その時、ぼくに最大のダメージを与える悪態と彼女は思いこんでるらしいのだが、

「カレイシュー」

という言葉を発する。

 「カレイシュー」とは、「加齢臭」のことらしい。ところが、当の本人(ぼくだ)にはその自覚が無い。毎日風呂に入っているし、洗髪も欠かさない。歯だってきちんと磨いているはずだ。ぼくに体臭なんかあろうか。

 堪えるどころか、その言い方が可愛く、フランス語の響きのようにも思えて、

「もう一回言ってみてくれぇ、あんたの発音、可愛~いっ!」

と、ぼくは返す。親の欲目だろうか、彼女の声はアニメ声のようで、天使の声に聞こえてならないのである。

 加齢を重ねたのは確かだが、その分、鈍感になり、打たれ強くなっている。これもポジティヴ・シンキングだ。


シマスのサラダ仕立て

2006-09-24 22:43:58 | 音楽

Shimasu01  今夜は、ヴェル・ヴァーグ・ヴィアンフェのシェフ専属のカメラマンとしての仕事をお見せしたい。その前に、

「シェフ、ごちそうさま! ぼくの腹ペコを知ってくれていたのですね。お皿に残ったヴィネグレットソース、猫みたいに舐めたかったぁ、それが心残り…」

 とお礼を申し上げ、モニタの前でムカムカしているだろう皆さんには、

「ごめんなさい。ウマァ~っ!」

とご報告させていただく。

 ぼくはもともと酸っぱいものは苦手なのだが、シェフのカルパッチョだけは美味しくいただける。ほどのよい、でもしっかりした酸味、それは素材の味を殺さない絶妙のバランス。その意味で、おとやの寿司飯を思い出してしまった。おとやのも素材を引き立たせる大人の味で、絶品なのだ。酢の使い方で料理人さんの腕が分かる。和と洋、気軽に美味しいものが食べれる贔屓のお店がある喜び、誇りといってよい、鵜方に生まれてよかった。

Shimasu02

 今夜は、小田和正を聞いている。MSさん、つま恋はいかがでしたか。還暦をひかえた先輩が拓郎を聴きにフェリーに乗る。その若さに乾杯!


マリアージュ・フレールを手に

2006-09-21 21:38:14 | 音楽

Mariage02

 魔法のともだちさんがマリアージュ・フレールのマルコ・ポーロ(果実と花のフレーバード ティー)を届けてくれた。何でも、ご主人が東京に出張すると決まってから、ずっとおねだりしてくれたらしい。もちろん発端となったTさんにブランド名をメールで問い合わせたりと、万全の準備のうえでだ。

 で、お忙しいご主人は、わざわざ愛妻のために新宿店まで出向いて調達に励んでくれた。ご主人、ありがとう。Great Job! それが、今、手元にある。

 問題はいれ方…、少し緊張している。

 お茶請けとはお茶を飲むときにいただくお菓子などのことだが、やはり秋の気配が漂うこの頃は、「栗」がいちばん。幸い恵那のお土産、川上屋の栗きんとんを頂戴しているし、鳥羽国際ホテルのチーズモンブランも届いた。馬だって肥えるのだから、ぼくが太るのも無理はない。

鳥羽国際ホテルのチーズモンブラン


トマト・ヘブンのお勧め

2006-09-21 19:50:49 | 音楽

 トマト・ヘブンさんが、お気に入りのジャズ・ヴォーカリスト、斉田佳子さんを紹介してくれた。いえ、お会いした訳ではなくて、CDを奨めてくれたのだ。

 彼女の歌声は、迫力があって、パワフルで、さらに魅力的といいことづくめ。第一、ご機嫌になれて、元気がもらえると言う。彼女のCDが届くのを楽しみにしている。

LOVE’S THE GREATEST MYSTERY LOVE’S THE GREATEST MYSTERY
価格:¥ 2,800(税込)
発売日:2005-12-14


ラザニア風ファルファーレ

2006-09-20 22:40:49 | 音楽

「イタリア人に生まれてよかったぁ」

 とは、ぼくの常套ジョークの一つだが、最近、風貌もそれらしくなってきたように思う。

「どこが~っ?」

と突っ込むあなたの声が聞こえそうだ。今度、まじまじと見つめて欲しい、至近距離で。その時起こるかもしれない不測の事態は自己責任で乗り切ろう、蚊に刺されたと思って。

 火曜夜の淑女さんたちは、お隣のヴェル・ヴァーグ・ヴィアンフェさんのパスタ、絶妙のアルデンテだと仰る。

アルデンテとは、イタリア語で「歯ごたえのある」という意味で、
ゆで上げたパスタの真ん中に少し芯が残る状態のことを言う。
アルデンテにゆでると、適度な歯ごたえでもっともおいしく感じられる。

 パスタは当然ゆで加減がモノをいう(スパゲティは喋らない、たとえ話である)。アルデンテであれば、噛むと小麦の風味が広がり、時間が経っても麺のコシが失われない。スンナリこういう話ができるのは、やはり前世、イタリア人だったかも知れない。

Lasagna01  そのシェフから、

夕飯に、ラザニア風ファルファーレのグラタン作りました。
召し上がりますか??(*^_^*)

と、メールが入った。シェフのまかないシリーズである。直ちに、諾の旨、返信した。このあたり、ぼくのフットワークは軽い。

 高らかに鳴るブラスが聞こえそうだが(それはファンファーレ)、ファルファーレとは、色とりどりの可愛い蝶の形のパスタのこと、くびれが無くスクエアだから、ラザニア風なのだ。詳細及びレシピについては、シェフのブログをお勧めする。ミートソースがしっかり絡み、濃い味わい。でも、くどくなくて、でも、強いから余韻が長い。しっかり火をくぐったグラタンだから熱々なのに、ラザニア風ファルファーレはやはりアルデンテ(この表現が正しいか…)。ホクホクと噛みごたえがあり、柔らかくパスタ本来の滋味が広がる。Lasagna02 教室を満たす香りがジャズの音色に混ざる。異界と化した空間、心地よい。


チヌはこう食すべし!

2006-09-18 18:15:14 | 音楽
0918_tomatosauce02

 そもそも、これも、これも、始まりはここからなのだ。

 で、台風13号の影響でぽっかり空いた授業のすき間に、MOGEさんを招き、答礼のとなった。ところが、空腹のあまり食い意地がはり過ぎて、写真を撮ることなんぞちっとも思いつかなかった。

 残念に思っていたら、シェフが昨日いただいた同じ食材を

「こうやってみましたぁ」

と、届けてくれたのが冒頭の写真である。

 ソースはトマト・ベースで、白身の魚を上品に引き立たせている。昨日の強いソースとは異なって、これはこれで深い味わいだ。チヌに脂がほどよくのっていることもあり、美味しい皮の部分がくどくなく、さっぱりいただける。

「おいしい!」

 この味が適切に表現できなくて、写真の数でごまかそうと思う。前から、後ろから、どうぞ。0918_tomatosauce01

 いつもぼくの健康を気づかってくれ、

「肉よりも魚を…」

と、せっせと届けてくれるMOGEさんに感謝するばかり。それにしても、昨夜と同じ食材を、事もなげに違った演出で幾通りも調理してくれるシェフの技には、脱帽だ。確かな技術に裏打ちされた新感覚派。創意工夫のレベルは凄い! マイルス・デイヴィスの演奏を聴いているようだ。


あきらめない意志

2006-09-16 19:19:08 | 音楽

 緒戦を落とし、二戦目もノーヒットノーランのおまけ付きで完封されたからといって、このまますんなり決着がつくような気がしない。ほかでもないタイガーズのことである。

 ファンには2タイプあるようだ。センター赤星の拙い守備を見た瞬間、

「今季はもう負け!」

とあきらめるタイプ。2試合続けての完封負けに、逆に、

「これで阪神は居直り、中日がこれから見えない重圧に苦しむはず」

と舌なめずりするタイプ。ぼくはあきらかに後者。

 確かに今季のナゴヤドームでの戦いぶりには納得できない。でも、選手たちが諦めたならしようがないが、連勝に浮かれる相手への不気味な警告を与えることが大切で、その気構えは失ったようには見えない。これからである。

 恍惚と不安は裏返しであり、無念さはまた意志に変わるのだ。何かを得た時、何かを失ったような気もするのが人生だし、失うばかりでも、まったくのゼロを感じないのも確かだ。失恋は、新しい恋の幕開けでもある。

失わないと得られないものがある

そう信じているのだが、頑張んなさい、虎たち。

 マイルス・デイヴィスの「死刑台のエレベーター」を聴いている。全体を流れる悲劇的雰囲気にもかかわらず妖しく魅惑されるものがある。決して天候のせいではない。

死刑台のエレベーター[完全版]死刑台のエレベーター[完全版]
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2003-04-23