山高きがゆえに貴とからず 樹有るをもって貴しと為す
今はありがとうの一言しかない。めぐりめぐって還ってきた。その時…、あの時…でなく、今がいちばんと言い切れるようこれからも心がけたいものだ。
The Best Year of My Life
山高きがゆえに貴とからず 樹有るをもって貴しと為す
今はありがとうの一言しかない。めぐりめぐって還ってきた。その時…、あの時…でなく、今がいちばんと言い切れるようこれからも心がけたいものだ。
The Best Year of My Life
ドクターエル 足ゆび元気くん ソフトタイプ S 赤 価格:¥ 2,625(税込) 発売日:2008-01-21 |
さるやんごとない方から、も一つ別のやんごとないお方が使ってみえるからと、勧められたのがこれ。
そもそも、
ヨガでいう「足じゃんけん」ができるかと、挑むかのように訊かれたの事の起こり。
そんなのできるもんかと応えたが悔しくてならない。その様子を見て、贈ってくれたのがこれ。一足早い「バースデー・プレゼント」か。
要は、足の疲れをとり血行をよくする足つぼ刺激グッズだ。ゆびを1本1本広げて親指から順に装着する。と、これが尋常ではでない。無理をすれば悶絶する。そこでお風呂で血行を良くして装着することから始めた。
なるほど歩けばアキレス腱に効くばかりか、これまでホラクリにしてきた重要ななことが思い出される。鈍感さの解消は足元にあると見た。納得だ。水を通さないのでもっぱらつけたままお風呂タイムに用いている。入浴中は足全体が一層リラックスするようで快い。
外反母趾ばかりか、水虫対策に最適だ。断っておくが、ぼくには水虫は無縁だからね。
寝苦しい夜が続いている。安眠を妨げる熱帯夜って…、まだ始まったばかりか。梅雨明けからこっち、つらく長い夜が続いている。八月がなかなか来ない。
昨日もびっしりとコマが詰まって、絶え間なく生徒さんが続いた。ようやく最後の授業が終わったのが10時。メールのチェックをしている時だった。
教室の片隅に小さな流し台がある。そのシンクから物音がする。でも、蛇口が緩んだ
ポタン、ポタン
ではない。
ぼこっ!
確かに当初は蛇口が緩んでポタリポタリと垂れる水音かと思った。今ひとつ様子が違う。明らかに振動が伴う。喩えて言えば、
グーっ、グーッ
ってか。
でも、そんなに切実感もなくて、メールの返事を書いていた。間隔が縮まるまでは…。
いつしか無視できない騒音とともに振動があって流し全体が揺れた。
グワッ、グワッ
と、見ると受け皿(家庭における残飯や野菜くずなどが流れていかないように設置されているゴミを受けるためのかご)が上下にピストンしている。物音も、その上下運動も激しくなった。
このときばかりは鈍重なぼくでも異様さを覚えた。勢いよく駆け寄り、カップなどを片づけ訳だが、この時、脳裏に悪い予感めいたものが浮かんだ。
この異常な現象は、もしかして
このビルに生息するヌシ
ではないか知らん。
アナコンダのような不気味な、蛇のような生命体が排水管を縦横無尽に徘徊しているのではという恐怖。とにかく姿が見えないだけに恐怖心は離れない。ただでさえインディ・ジョーンズと同じく長いものが苦手だ。
おっかなびっくりウオッチしようと、腰が引けたまま、覗き込んだ途端だ。急に受け皿が噴き出す勢いで天井まで跳ね上がった。不覚にも、なりふり構わず
うわーっ!
と悲鳴を上げた訳だが、その瞬間だ、ぼくは目が覚めた。どうやらうたた寝をしてたらしい。
友人、もしくは年齢の近い周りの人たちからよく質問を受けるのが、
君はいつからパソコンを覚えたのかね?というもの。ぼくのことを知っている友だちからは、
理数系に秀でていたとは思えんが…と怪訝な表情をされることもある。
字は下手糞だし、計算はできない。算盤どころか電卓だって叩けない。電卓で答えを弾き出したら、3通りもあって…。と、散々である。だから、友だちの言うことは信じないようにしている。みなさんにもそうアドバイスをしたい。
「どれにする?」
って選ばせたことがあったよな?
確かに字は下手だ。味合いがあると言ってくださる方もござるがきわめて少数だ。
アンパンを半分コして大きい方を選ぶのだから計算にうといとは言わせないが、2桁の暗算から怪しくなる。でも26/39の最大公約数を求めるのは得意だ。暗記しているから。
何を書こうとしているのか。そうだ、自分の弱点のことだ。
苦手を克服するのではなく、代案を見つけたらいいではないか何ともお手軽だが、ぼくは正しいのではなかろうか?
30年も昔、ぼくはワープロを買った。あまりにお字が下手だとこき下ろされたから。富士通のオアシスだった。打鍵スピードが最速と云われる親指シフトキーボードだった。車を一台手放すほどまだまだ高額だった。
その頃、富士通はコンピュータメーカーで(今もだが…)、Z80カード(Z80とは当時の8ビットPCの代表的なCPU)を挿すことによって、パソコンに変身させることができた。そのカードは別売りで表計算ソフトを加えると、車を売っぱらう羽目に陥るほど高額なものとなった。
だから、最初からパソコンを買えよぉそんな目端が利くようならそもそもOAに頼らない…。
当時、パソコン雑誌は量も種類も少なく、今のようにネットで教わる術もなかった。何か問題があろうと、英語のマニュアルを調べなきゃいけなかった。
パソコンは眠りを奪い、家族の団欒を奪うそんな中で、マジで熱くなった。中途で放り出すには、投資額が甚大すぎる。もったいないというショボい動機から必死で食らいついた。パソコンには真摯に、誠実に向き合ったとう思いがある。
数々の失敗から多くを学び、それを繰り返すうちにミスも減り、さらなる学習効果に繋がった。そうこうするうちに周りの人からの質問に答えられるようなり、教えられるようになった。
失敗から学ぶものがある不器用だから、得られる光もあると思う。暗いと不平を言うよりも…。
ここで、あたかも中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」が流れるような雰囲気だが、ぼくにとってパソコンは「ファム・ファタール」かも知れない。ファムファタールはともすれば「悪女の代名詞」ように喧伝されるが、ぼくにとっては文字通り「運命の女」だと信じて疑わないのだ。
ぽっかり空いた真っ白な時間。こんな時のために、やるべきいくつかのことを数え上げている。
自宅から持ってきたアンプの設置は、今しかあるまい。
ああでもない、こうでもないと、配線ひとつでも楽しめる自分。
パソコンと出会ってから辛抱強くなったものだどの曲を聴こうではなく、どんな音質で聴こうかという楽しみだけでときめくものがある。安上がりな自分。
結局、聴き初めは「デキシーランド・ジャズ」。出力ワット数が増して、音量を絞ったアンプからは、余裕を蓄えた豊かな音が響く。デジタルではないアンプで、旧式だからこそ柔らかい音色で響き渡った。大満足である。
七夕、案の定、雨だ。
人生の皮肉というか、こうしたことは数多(あまた)あって…。
マーフィーの法則を思い出す。
「洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。」間が悪いのか、運が悪いというのだろう、ぼくにはこの手の逸話が多い。
最近、セクシー心理学なる本を貸してもらった。
ぼくはセクシーだと思い込むことは、もっとも手軽で、安上がりである。究極のポジティブ・シンキングだろう。
目覚めて、ほんのしばし、世界の美女と同衾してると感じられることは、妄想以外の何ものでもなかろうが、悪くない気分だ。
暗いと不平を言うよりも。進んで灯りを灯しましょうまさにやってみない手はない。
でも、こうありたい自分とこんな自分との落差は覚悟しておくべきで、図に乗らず「抑制」は心がけているつもりである。
ぼくのお気に入り、サラ・ボーンが歌うラヴァーズ・コンチェルト。もとは、J・S・バッハ『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』の中に含まれる『メヌエット ト長調 BWV Anh.II/114』である。この曲を目覚まし時計代わりにして聴いていた時代、ぼくは輝いていた(…ように思う)。
ラヴァーズ・コンチェルト~サラ・ヴォーン・ベスト 価格:¥ 2,300(税込) 発売日:2005-03-16 |
チーヤンから「ずんぼろ」餅をいただいた。それも山盛り、まるで湯気が立つかの熱々を…。
ずんぼろといえば、柏餅ならぬ、いばら餅のことである。この地方ならではのサルトリイバラで包んだお餅のこと。
ぼく、呑めないクチなので、甘いのは大歓迎である。と、言っても…、見るからにカロリー高めといったクリーム系はパスしたい…、できるものなら。できると思うが、できる…かな。
…。
白餡はダメで、粒餡OK、漉し餡は微妙。赤福はストライクだから、甘党だからといってセグメンテーションはきっちりで、ヤな性格。俗にいう、ぼくって、「勝手こき」。
チーヤンハというのは…。地元の建設会社をめでたく定年退職、悠々自適の生活をされてると思いきや、点字に、マジックに、お料理にと、現役の頃よりお忙しい…、才色兼備のあの方だ。
甘さを抑えた、でもしっかり粒餡の薫りがたって、絶妙だ。素朴だけど、原材料をたっぷり奢ってあるから、後立ちがよい。
こんなにもぉ!という量だが、冷凍庫に保存すれば、いつでもチンして大丈夫とのこと。
写真は、撮影用に取り置いたものだが、準備の悪さから、いささか干からてしまった。もっと瑞々しかったのは言うまでもない。
燕、通路に爆弾をまき散らしたものと違って、密かに北側のバルコニーに巣を作っていた一家族が、めでたく旅立った。在りし日の姿だ。
通路のはいつまで脅かすのだろうと呆れるしかない。今もいる。
梅雨のひぬまという言葉は、学生のころ、暇にまかせ読み耽った山本周五郎氏から知った。
だけど、「ひぬま」ってどう書くのよ?
今はネットの時代だから、パソコンの前に座ればたちどころに分かるが、長い間疑問だった。
昔の表現には、味がある。ひぬまという語感、そのニュアンスが嬉しいと感じられるのは、歳喰ったせいだろう。年々、大事にしたいものが増える気がする。
閑話休題(それはさておき言いたいことに戻ろう)。
この時期、プリンタの紙が出てこないという事故が多い。排紙されずに束になってローラに絡まったままだ。プリンタのディスプレイにはエラーが表示され、点滅している。ことのほか心臓に悪い。こうなったらジタバタしてはいけない。二次被害を招ないためにも、深呼吸が必要だ。マニュアルを用意する。
エプソンのプリンタの取説には、
詰まった用紙の取り除き方法
というページがある。特に、
が大事だ。ゆっくり、丁寧にを心がけたい。
というのも、ぼく自身、何度泣いたことか。すべて己の粗忽さが招いたことだが、インクが滲んで何枚も紙を無駄にしたとか、目詰まりでかすんでしまったとか、その所為で時間とコストの無駄を生じさせたからだ。
この時期、原因はすべて湿気に因るものだ。印刷する前に、紙をさばくこと。一枚一枚に空気を入れることが大切で、紙の一片を掴んで、逆の一片を垂れさがらせよう。それを数回繰り返せば大丈夫。印刷ごとの、印刷前に、がお約束だ。
最近、「純情きらり」と連続ドラマを就寝前に観ている。寄り道の理由のしゅん君から借りたDVDだ。その中に、
ジャズには人を元気にする力がある。
という名せりふがある。どんよりした季節だから気分だけは明るく保ちたいものだ。ジャズはいい気晴らしになる。
TVジャズ ON TV・CM 価格:¥ 2,000(税込) 発売日:2003-09-03 |