hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

いまここにある危機

2017-03-31 22:56:49 | 日記


のどかな午後、電話が鳴った。
M氏からだ。
岸田外務大臣そっくりと、評判の紳士。いつになく慌てた様子。

「ネットしてて、地雷を踏んだかもしれません…」
「閉じても、閉じても、同じ画面が出てきて、消えてくれないのです」
「ある番号に電話するよう促されてるようです」

「ええ、おっしゃる通り、大人のサイト行きました」

さいわいノートパソコンなので、そのままの画面のまま、電源を切らずに持参してくれるよう頼んだ。

で、その画面というのが上。
M氏にはそのまま「オン・ザ・ジョブ・トレーニング」。OJTね。

教室で、写真を撮った後、ぼくがしたこと。
CTRL+ALT+DELで、タスクマネージャを呼び出し、該当プログラムを選択(この場合、IE)」、
次に、「タスクの終了」で、再起動。
再起動して、怪しいプログラムが常駐してないか観察。
ウィルススキャンして、しばらく放置。異常なしを確認。

一方で、
(教室のパソコンで)ブラウザの検索の窓に、
03-4588-9106
と入力。

検索結果は多く、いずれも
「電話をしてはいけません」。


PCがウィルス感染したように装って電話をかけさせます。電話すると「遠隔操作でPCをチェックします」という案内をされ遠隔操作アプリをPCにDLさせられます。ここでDLしてしまうと実際にPCを乗っ取られますので絶対にDLしない事が重要です。手順どおりに進めていくと「有料なのでクレジットカード番号を入力してください」と促されます。ここでカード番号を入力するとカード番号を抜き取られます。絶対に入力しないでください。そもそも、電話しない事が一番重要です。

電話帳ナビさん


電話をかけさせ、遠隔操作で、怪しげなプログラムを潜り込ませる手法の様だ。
君子危うきに近寄らず。


インターネットに繋がらない…完全シャットダウン

2017-03-01 23:49:35 | 日記
 「春が待ち遠しい…」。なんていいつつ、この季節、炬燵で蜜柑、オコタでアイスクリームというのが、ちょっとした贅沢。減量中であることも忘れてしまう。さらに油断大敵!
 腹がくちくなるとつい炬燵でうたた寝。
 お布団で休めば、疲れも取れただろうに…、と後悔しきり。

 パソコンの世界でもよく似たことがある。Windows 8 以降、「シャットダウン」しても、その後に高速で起動できるように「高速スタートアップ機能」がデフォルトで搭載されている。

 Windows 7 までのシャットダウンの概念を覆すものである。
 いいかえれば、一部を「スタンバイ状態」にしているから、一休みして「オハヨーさん」ではないのだ。

 パソコンの世界には、「メドラー」といって余計なお世話をすることが多いのだが、これもそのお節介の一つ。切断したと思ってても、油断できない。

 このことは、とてもユーザーに認知されているとは思えないのだが、いかがなものだろうか。
 喩えて言えば、パジャマに着替えることなく、普段着のまま、さらに言うと、靴下やパンストを身に付けたまま、「おやすみなさい」だ。
 とても、気色悪いものがある。

 これに対するのが、「完全シャットダウン」。いくつかやり方があるが、もっとも簡単な方法は(windows 8 の場合)、
①  スタートボタンを右クリック
② メニューからシャットダウンまたはサインアウト(U)
③ さらに出るメニューから、「Shiftキー」を押しながら、
  「再起動」をクリック
④ (待つこと暫し)「PC の電源を切る」 

完全シャットダウン

オプションの選択画面から

 windows10の場合は、「shift」を押しながらシャットダウンするだけで完全シャットダウンになる。

 昨年末、教室でのこと。windows10のマシンに、「インターネットに接続できない」現象が頻発した。生徒さんから多数「SOS」の声が寄せられたのだが、
「モデムの初期化(電源抜く)」とこの「完全シャットダウン」
で、ことごとく解決した。万が一、ネットに繋がらないことがあったら、試してみられたらいかがだろう。


 最近、バンジョーの響きを再認識した。沖縄発、その名も「BANJO AI」さん。次のブログで紹介したい。