hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

Take 5

2014-03-01 22:57:00 | 音楽

「人には各々持っているリズムがあるんですよ。
ワルツの3拍子、マーチの4拍子…と、リズムが違えば、相容れなくなるのは当然です…。」


 土曜日の昼下がり、志摩の匠中北幸久氏とはこのような会話が交わされる。もっぱら聞き役のぼく。ぼくの授業のはずなんだが…。


 中北氏の話は実に面白い。愉しい。時として大学教授のゼミに参加しているという錯覚に陥る。

 この日の話は、「なぜ、は他人と合わないのか」というものであり、先のはそのマクラ部分である。

 

 昼行燈のぼくはその場では理解できなくて、その話、ハタと納得したのは、ずいぶん時間が経ってから。

 


 実は、2月からサンライフ阿児のプールで「ウォーキング」を始めている。まるっと一月経過した。これには息子たちの激励や、さっとんのアドバイス、娘のサポートと、語るべきエピソードが多く含まれるのだが、その話は別の機会に譲るとして…。

 水中ウォーキングといっても、ひたすら25mのプールを一定の速度で往復するだけ。行って、返って、行って返って…。

 単調と思われるだろうけど、本人はこれでなかなか面白がっている。

 まず、リズムが生まれる。行って返って往復50mを90秒弱。75秒って時もあるし、80秒もあるが、もっぱら頓着しない。90秒以内に収めるのがぼくの命題だ。

 繰り返すうちにアドレナリン(大げさか?)のようなものがテンポを作って後押しをしてくれる。

 「(一歩が)いちにーさんしーごっ、(一歩が)いちにーさんしーごっ」

 ご存知、一歩の歩幅が五拍子。そう、「テイク5」なのだ。そう考えたら、楽しい、楽しい。単調さが吹き飛ぶ。

 

 で、この瞬間に、幸久画伯の言葉が沁みて来た。得心が言った。

「ぼくは5拍子人間だ」。

 

Take FiveTake Five
価格:¥ 1,801(税込)
発売日:2011-02-03