hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

突発的!

2008-10-28 22:36:45 | 音楽

 ハプニングは起こりうるものだ。突発的に、というより闇雲だ。日曜日がそうだった。ぼくにはかねて楽しみにしていた催し物があって、気分はすっかりそっちへ向かっていた。

 突然、電話がなった。親戚の長老からだった。

「ブラジルにいる伯父さんが亡くなった」

 何でも亡くなった母の兄弟がブラジルの移民として渡って以来、幾星霜、莫大な富を築くに至った。働き者で、楽しむことも知らず結婚もせずひたすら働きに働いたという。

「身寄りがおらんのじゃそうや。そこで遺産がじぇ~んぶお前んとこに行くげならしい。」

 最後の一言で、予定は吹っ飛んだ。記憶も飛んだ。まさに青天の霹靂である。我を忘れ、己を失った。かなりの時が経ってからだが、それでも、辛うじて妹に電話することはできた。妹は落ち着いてこう言った。

「お兄ちゃん、お母さんは一人っ子で、お父さんにお婿さんに来てもらったのでしょ」。

 ぼくの半日が無為に過ぎた。


カントリーライブ!

2008-10-25 23:28:12 | 音楽

 指折り数えて待っていたのだが、気がつけば明日の話だ。あわただしくぼくの周りで時間が過ぎている。何の話か…。

カントリーライブⅡ
ザ・ブルーグラス&カントリーダンス
In めだかの学校(鳥羽市・扇野の里)
10月26日(日)10:30~16:00

正直、待ちかねた。

 我が師匠、かねよ旅館の大将といえば、バリバリのバンジョー弾き。その腕前たるや、昔は凄かった(…ん!?) 今もどうかというのが…明日の、お楽しみなのだ。冗談はさておき、名人には余裕をもってこういうことが言える。演奏しながらどんなつぶやきが出るのやら、見どころは多い。

 師匠の所属するサンデーギャングスは伊勢のサウスロードを拠点としている。高祖さんという名マンドリン・プレーヤの演奏を楽しみにしている。また、国内では珍しいバグパイプの演奏も興味深い。

 ぼくはカントリーダンスの隠れファンでもあって、これが実にファンキーなのだ。リヴァー・フェニックスの晩年(?)の作品、「愛と呼ばれるもの(1992) 」でその魅力を窺うことができるはず。ファッションが素晴らしい。そのままの普段着で踊ってもクールなのだが。

 ブルーグラス・ファンのぼくにしたら、歳末の「紅白」に匹敵するイベントである。今夜は眠れるだろうか、ぼくも、かねよの大将も。テンション、高めだ。

Cuntry_live


秋の夜は

2008-10-21 23:12:20 | 音楽

 健康オタクがいる。オタク度がどの程度かといえば、

健康になるのなら死んだっていい

と、豪語する…ほどの。

 自分はおろか他人にも厳しいから、好意を嬉しいという前に、持て余す。その彼がぼくの不摂生を糾弾するのである。

やがてソレガシはこうなって挙句の果てがこの始末…。

どっこい生きてはいるがいかにも儚(はかな)いものらしい…。際どい立ち位置にいるように思えてくるから、何ともはや…。

 ぼくはうわの空で、年若い友人のことを思い出していた。

「よくぞ帰って来てくれましたなぁ。涙が出るほど嬉しいことでした」

 で、今夜の晩ご飯は、陶珍菜で蒸し料理にした。

 玉葱・ピーマン・人参をベースに豚肉を乗っけて、たっぷり水に浸した蓋をかぶせてレンジで5分。ポン酢にいささか飽きてきたので、今夜は、「ナカモ つけてみそかけてみそ」。タレが少々甘すぎるようだ。油もなく、お塩も控えめ。アラビキ胡椒はチトかけ過ぎか。

Touchinsai_1021

 引き出しの置くから出て来た一枚のCD、秋に聴くのもおつなものである。

杉山清貴/リアルタイム・トゥ・パラダイス 杉山清貴/リアルタイム・トゥ・パラダイス
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発売日:1995-07-01

孤独の世界

2008-10-18 23:59:00 | 音楽

 ここんとこ、あれやこれやいじくり倒して、仕掛けづくりに精を出していたのだが…。正直、思うに任せなくって、めげそうになっている。いや、大したことではない。縦のものを横にする、それぐらいのことだ。でも、その何と難しいことか。ため息が出ている。しかも、この難儀さを分かってくれる人のいかに少ないか、異境をさ迷う心地だ。

 

 ネット上で懐かしい曲に再開した。少し嬉しくなっている。記憶からすっかり欠けていたピースが埋まった気がする。

 「From a Distance」といえばベット・ミドラーでしょ、という世代よりもさらにも一つ古い年代に属するのだが、

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発売日:2008-05-27

に出逢ったのだ。なかでも、「From a Distance」は、1960年代の終わりに邦題「孤独の世界」として発売され日本でしかヒットしなかったという曰く付きの曲である。おまけに日本でもこの曲しかヒットしなかったという、いわゆる一発屋。作曲家としては、バリー・マクガイアが放ったナンバーワン・ソング「明日なき世界」をこしらえているが、給料制時代のこととて経済的恩恵に授かれなかったというショボイというか、悲運のシンガー・ソング・ライターである。

 ベトナム戦争を背景に暗く重い閉塞感のなか、12弦ギターを携え颯爽と現れたカッコイイ兄ちゃんといった印象だが、ブラッド・ピットの「セブン・イヤーズ・イン・チベット」で、中国兵がチベット人民に対して暴虐の限りを尽くすシーンを見てた時、ぼくのなかでこの「孤独の世界」が鳴り響いたのは確かだ。錯覚ではない。

セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉セブン・イヤーズ・イン・チベット〈ニューマスター版〉
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発売日:2005-11-25

 YouTubeでも見つけたが、例によって、音量に気をつけて再生ボタンをクリックしていただきたい。


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B&B

2008-10-12 23:59:00 | 音楽

 もう10年も経つかな。その昔、志摩半島の女性たちが集って、龍村仁監督の

地球交響曲(ガイアシンフォニー)

を自主上映したことがある。皆さんの頑張りもあって会場は満員御礼だったばかりか、多くの人の心を打って好評だった。

地球交響曲<ガイアシンフォニー>公式ブログ

 今日、実はその時の主だったメンバーの皆さんと再会するという偶然を得た。10年の歳月を感じさせぬ皆さんの若々しさに圧倒されてしまったが、瑞々しい感性がエバーヤングの秘訣なんだろう。

 それにしても、こんな偶然をいとも簡単にかなえてくれる場所があるという凄さ。

 それが、山の隠れ家的喫茶店、

コンドルは飛んで行く

である。

「おうちカフェをしてみたい」

から始まって、この秋、志摩はもとより、もしかして日本でもいちばん小さなお宿をオープンすることになった。レディース専用。B&B(ビーアンドビー)というのだそうだが、往年の漫才コンビ名ではない、「Bed and Breakfast」のことである。

 参考までにここもクリック

2005_0622031


開発者

2008-10-10 23:59:00 | 音楽

 「Windows95」や「Windows98」といった世界中で誰一人知らぬ人のないOS(基本ソフト)を開発した凄腕のプログラマが、実は日本人だった、と言ったらあなたは信じられるだろうか?

 その商品化にあたってはMicrosoft社内部で激論の末、かのビル・ゲーツ氏を論破しその優位性と正当性を証明するという大仕事が待っていた。それすらディベート(debate)にからっきし弱いとされる日本人がやってのけたのだから、大したものである。

 当時、OSとブラウザを一体化させる現在のスタイルが採用され開発を急いでいた。教室が現在の場所に移転した頃だ。「 Internet Explorer3.0」がその任を果たしたのは有名な話だが、この開発も同じ日本人が担当している。海外では有名人であるのに、日本では全く無名というのがまことに不思議な話なのだが…。

 その人物というのが、中島聡氏である。

Windows 95 を 作った オトコ!

 

 その開発者と同姓同名のさっとんと市内某所でばったり出くわした。

「最近先生のブログの更新頻度が落ちてるので、床に臥しているのであるまいかと案じておりました。ブログってホント安否情報ですね」

 同じ言葉を彼に贈ったのは、ぼく。確か去年の今頃だったような…。云ワレテシマッタナァ。

 さっとんと云えば、名文家という印象が強い。軽妙で、洒脱な文体はユーモアに富み、誰にも分かりやすく、時として鋭いまなざし本質を突く辛口の妙もあってファンも多かった。

 過去形なのは外でもない。今、彼のブログを訪れても全く更新されていないことが分かる。彼がMIXIに奔って長い。会員同士でないと入れないSNSの住民となり、心を通わせる仲間たちに囲まれて居心地のよい生活を過ごしている。

 彼のレトリックの冴えを皆さんに紹介できないのが残念だ。と、ここまで書いて、ぼくの独断だが、広く開かれ、しかも読者数も圧倒的に多いであろう有利な媒体から遠ざかることで、彼のビジネスモデルのために停滞がなければよいがと案じてもいる。例によって老婆心だ。12年後のさっとんがぼくなのだ。

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秋の日の図書館

2008-10-05 23:57:46 | 音楽

 秋の図書館って素敵な場所だ。まして雨に煙る建物なんて風情がある。特別休刊日も終わった頃だと行ってみた。「サーカスの息子」の下巻まだ読破してない。もう2か月がかりだ。

 ところで、蔵書検索が自宅に居ながらできるってご存じだろうか? 本はおろか雑誌やAV(視聴覚資料のことだぜ)だってパソコンを使って検索できる。ばかりか予約カートを使って予約だってできる。これもライブラリーのスタッフの皆さんのご苦労のおかげである。

 利用の方法は簡単だ。志摩市立図書館のページから、

  • 蔵書検索メニューに行く
  • フリーワード検索などから目的の蔵書を探す
  • 予約カートに入れる
  • Web予約申し込み画面で「利用者認証」をする

と、これだけ。

 「利用者認証」というとものものしく聞こえるかもしれない。でも、利用者カード(カウンタで示すグリーンのカードだ)の裏の利用者番号を「/(スラッシュ)」を抜いて入力すればよい。パスワード(暗証番号)は自分の生年月日(西暦)の8桁の数字だから、楽チン。

 今、自分のテーマとなる図書を検索したところ多くが磯部図書館で見つかる。歴史史料や民俗資料といったところだが、図書館の個性が強く出て来る。磯部図書館ってまるで「いぶし銀」のようだ。志摩市になってよかったと思える点だ。

 あっ、そうだ、ネズミ取りには気をつけたい。

 

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四分の三

2008-10-01 23:54:01 | 音楽

 「一年の四分の三が過ぎたか」と考えるか、「今年も後四分の一か」と感じるかではずいぶん差があるように思う。何が言いたい? 思うことはいろいろあってまるで頭の中蜂の巣状態だが、つまるところこういうこと。

「歯が欲しい」。

 10月1日という日は第4四半期の初っ端の日。今日も快調にぶっ飛ばしているのだが、なにせ時間が足りない。駆け足で過ぎていく時間に乗れない。取りこぼしている。まあ、この小説を読み終るとつかめるようになるだろう。現象よりも実体だ。

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