毎年、明日という日を特別な日であるかのように思っている。単に新年度の始まりというだけではない、何か神々しい光に満たされそうな期待がある。嫌な悪夢の連鎖が今日という日を境に断ち切れてくれるような、好調の波にたゆたうときもさらに飛躍できるような、「新」という字をピカピカに磨き上げたような一日。もっと明るく、もっと高く、もっと輝いて…。4月1日を前にどうにもテンションが高い。しくさしの仕事を思い出すと、途端に「ナチュラル・ハイ」になる、というのも情けないのだが。
一年の計を元旦にたてるというのは、冬の寒さの真っ只中ではネガティブになり、も一つ盛り上がりに欠ける。だから、今日明日に企てるのがぼくにはなじむようだ。
アメリカに住みたい、という願いはひそかな英会話学習となって継続しているし、研究テーマであるマウンテン・ミュージックの資料も整いつつある。これで足りないものはたったひとつ。それが何か…、周りのみんなに知られているのがしゃくにさわる。分からんぞ、明日は明日の風が吹く、だ。
「 未来を切り開く学力シリーズ 本多式中学英語マスター短文英単語 」は、中学英語だといってあなどれない。付録のCDを聴いているうちに何とかなるように思えてくるから不思議だ。もちろん高校受験にも霊験はあらたかだった。