演奏される方には失礼な話だが、聴き入り、聞き惚れ、それでうたた寝できたらこれぞ至福というものではあるまいか。心和み、すーっと癒される。実際はシャッターを押してた訳だが、あなたにも聞いていただきたかった、画像だけでなくて。
とくに19世紀ギターといわれる、1860年代のBrugereが奏でる「アルハンブラの想い出」は悠久のときの流れを感じるようで胸に沁みた。
宮殿のあるグラナダの街は坂の多い城塞都市として有名で、地名はスペイン語で果物の柘榴（ザクロ）から来ている。文字通り守りが固かったのであろう。ドレモロ奏法が丘の上から眺め渡す感じがよく似合う。と、見てきたようなことを書いたりなんかして…。
第5回ギターを楽しむ会も盛況で、具だくさんの印象。小林さんの「ショーロ」は難曲なのに涼しい顔をして弾いてみえた。吉川さんのドメニコーニの「コユンババ」という１０分以上かかる長い曲に意欲的に挑戦され、成功された。
この日の模様は、19世紀ギターを演奏された井本医師のブログをご紹介するのが賢明だろう。
いよいよ明日に迫った、「志摩ギターを楽しむ会」。畏友K氏からスペル・ミスの指摘を受けた。本文ではなく、URLだから始末に負えない。K氏も煩わせて後始末に奔走する。
今日、高校時代の友から別の友人の訃報が届けられた。こうしてだんだん欠けて行く。会えるときに逢っておこうと心に決める。
そのうちに…、ではなくて
思い立ったその時だ
畏友K氏が主宰する、「志摩ギターを楽しむ会」のホームページをようやくアップすることができた。
例によって、ああしたい、こうしたい病が再発して、結局、こういうテイタラクになってしもうたんさな。残念ながら完成品じゃない。当日まで苦しみが続くって訳だが、それでも曲がりなりにも告知するという約束は果たせた。どうにか間に合ったってことさ。
今回のコンサートも見どころは多い。広垣氏は期するところありだし、吉川氏は聴き応えありだ。今から楽しみにしている。
そうそう小林さんの腕前はかなりのもので、優しい顔に似合わず、男勝りというか力強い。今回も難曲をさらりと弾きこなしてくれるだろうから楽しみである。
それとK氏の大学の先輩である井本ドクターは今回も11弦ギターを披露してくださるという。前回はトークに冴えをみせ会場を沸かせてもらったが、今回はじっくりその音色を楽しませてもらいたい。
もう今週の土曜日ということで約束もおありだろうが、あなたにお越しいただけねば始まらない。切に願うものである。
日時：4月25日（土）午後7時開演
年会費：1,000円（中学生以下の子どもの同伴については無料）
よく歩く。先週の日曜日は波切から歩いて帰って来た。約10キロほどで、2時間もかからない。が、帰り道でコンドルは飛んで行くの存在がどれほどありがたかったことか。砂漠にオアシスを見つけた気分がした。一杯の水がこれほど美味しいは知らなかった。
お供はiPodだ。
 |
Apple iPod shuffle 1GB シルバー MB225J/A 価格：￥ 5,800（税込） 発売日：2007-09-06 |
Ohgiの日々から教わったオペラ全集から目ぼしいものをぶち込んでざっくりと聴きながら歩いて来た。さすが現役の音楽教師。ツボは外してない。
中でも、「トゥーランドット」～誰も寝てはならぬ～における パヴァロッティの魅力は圧巻だ。
 |
3大テノール 世紀の競演 価格：￥ 2,548（税込） 発売日：1994-09-21 |
