芦ノ湖西岸歩道で、こんなものを見た。
茎の先に花火のように棍棒がいっぱいついている。
直ぐには何か分からなかったので、葉の形も撮っておいた。
お蔭で帰って調べたら正体が分かった。
トチバニンジン(ウコギ科)の実がすっかり落ち果柄が残っていたのだ。
今回は見つからなかったが前に赤い実を見たことがあった。
日本原産のトチバニンジンは朝鮮人参と同じトチバニンジン属で根茎が生薬になる。
芦ノ湖西岸歩道ではツルニンジンの花がたくさん咲いていた。
ツルニンジン(キキョウ科)
ツルニンジンも根が生薬になるので人参の名前がついている。
同じキキョウ科のツリガネニンジンに比べるとずっと大きい花だ。
野菜の人参はトチバニンジンともツルニンジンともちがってセリ科だ。
いろんな段階のツルニンジンの蕾たち。
いくつかは実になっていた。
やや扁平な五角形の実はユニークだ。