
芦ノ湖西岸の公園。芝生の上で思いがけない花を見かけた。

マツムシソウ(マツムシソウ科)だ。
場所が思いがけなかったけれど、箱根ではよく見られる花だ。

マツムシソウの花は多数の離弁花が集合して出来ている。

一つ一つの花は花被片が5裂している。
最初に咲き始める外側の花は5裂した花被片のうち特に3枚が大きく、
周囲をぐるっと囲んで一つの花の花びらのようにも見える。

内側の花が盛んになるとハナアブの仲間も喜んでやって来る。

マツカゼソウ(ミカン科)
松つながりで・・・マツカゼソウも遊歩道沿いで咲いていた。

小さな白い花に趣があるが、葉には油点があって揉んで嗅ぐと独特の臭いがある。