不動尻に向かう途中で杉林を抜けていく。
倒木が何本か見られるのは昨年の台風のせいだろうか。
そのあたりから、道際などにトウゴクサバノオ(キンポウゲ科)を見るようになった。
先日の蓑毛でハナネコノメを見たときにも少し咲いていたが、こちらはもう花の数が多い。
崖際の水の浸みているところではネコノメソウ(ユキノシタ科)が咲いている。
そしてヨゴレネコノメ(ユキノシタ科)も・・・ハナネコノメはほんの少しだけ残っていた。
不動尻でミソサザイの声を聞きながら昼を食べた。
河原の石の間などでトウゴクサバノオがたくさん咲いていた。
岩を覆う苔の間からも花茎が何本も・・・うん?
右上に実がなっている。
なるほどサバノオの名前の由来となる実(袋果)の形、鯖の尾だ。
何年も前から確かめたかったものを初めて見ることが出来た。