ご近所から花をもらったという。
名前は聞かなかったか、ご存じなかったか、よく分らない。
調べてみるとヒメヒオウギ(アヤメ科)という花だと分った。
紅白の2種類を頂いた。
茎がずいぶんと徒長するものだ。
紅白と言ったが、白というよりごくごく薄紅色というのが正しいか。
どの花も6裂した花冠の片側3枚に鮮やかな赤色の斑模様が入っている。
ヒメヒオウギといえばヒメヒオウギズイセン(アヤメ科)がお馴染みだ。
ちょうど今、近所の草むらに咲いていた。
こちらはオレンジ色だけだ。
ヒメヒオウギもヒメヒオウギズイセンも南アフリカ原産らしいが、
ヒメヒオウギは園芸栽培されているのに対し、ヒメヒオウギズイセンのほうは野生化している。
大事にされる姫、逞しい姫、それぞれあるものだ。