瀬谷市民の森。
アジサイやウワミズザクラなどが咲く小川の縁の向こう側にヒノキの木が並んでいる。
その一本の洞にミツバチが出入りしている。巣を作ったらしい。
忙しく出入りしているが、帰ってきたミツバチは両脇にしっかりと花粉をつけている。
出て行くミツバチには花粉がついていないから、蜜も花粉もしっかり巣に置いていくのだろう。
ミツバチを見てから市民の森の中の方に進もうして、背の高い草花を見つけた。
ムラサキニガナだ。
近くに何本か生えているが茎が細長く小さな花が下向きに咲くばかりで目立たない。
頭花は10個弱の舌状花の集まりで、やがて実るとタンポポと同じような綿毛のついた種を飛ばす。
別の角度から見ると車道のすぐ傍だ。
このあたりに何株かあるが、道路側から気づく人はいないだろう。。