泉の森しらかしの池でアシが青々と伸びてきた。
このあたりでカイツブリの雛が生まれたらしいが、私はまだ姿を見ていない。
代わりにアオサギがたたずんでいる。
小魚とかザリガニとか、もしかしたらカエルなんかも狙っているだろうか。
カエルといえばときどきブオーブオーという大きな声が聞こえる。
泉の森自然観察センター「しらかしの家」に行ってみると、ウシガエルがいた。
声の主はこのウシガエルたちだ。20cmぐらいとけっこう大きい。
子供の頃に近所の田んぼや小川で食用ガエルと呼んでいたのは、このウシガエルにちがいない。
100年ぐらい前に食用としてアメリカから輸入され養殖もされたが、食用としては定着しなかった。
生き物たちを旺盛に食べ特定外来生物にも指定されているが、この池やしらかしの池にもたくさんいる。
アオサギが捕まえて食べるぐらいでは追いつかないようだ。
自然観察センターとしても駆除したいので池の水を抜くなどの対策をしている。
しかしウシガエルたちも結構たくましいのではないだろうか。