
我が家から林の脇を西へ進むと坂道の途中に白い花がいっぱい咲いていた。

センニンソウだ。
こんなに近くで咲いているとは思わなかった。

坂道をもう少し進むと、また白い花がいっぱい。

やっぱりセンニンソウだ。しかも花の数がずっと多い。

センニンソウはキンポウゲ科の仲間で、花弁ではなく萼片が4枚あり多数の雄しべとともに白い。
雌しべ・花柱は複数個、多いのは5個以上もある。果実になるとき、この花柱が伸びて白い髭をまとう。
仙人になぞらえられる所以だ。今年は近所が仙人だらけになりそうだ。

蜜蜂がやって来て仙人誕生に一役買っていた。
